児童書

ジョージ3世のやらかしマネジメント術は仕事にも役立つかも?英語で学ぶアメリカ独立宣言

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英語児童書『What Is the Declaration of Independence?』をご紹介します。

アメリカがイギリスからの独立を決意した背景には、イギリス国王ジョージ3世のメチャクチャな統治がありました。

やってはいけないマネージメントとはこのことか、と仕事にも役立つ(?)独立宣言の歴史を学びましょう!

アメリカの独立宣言

独立宣言
英タツ
英タツ
イギリス植民地だったアメリカは1776年7月4日に独立宣言をしてアメリカ合衆国となるよ!

コロンブスがアメリカの地に足を踏み入れてから、イギリス・フランス・スペインはアメリカの領土を植民地化していきます。

1754年、イギリスはアメリカの領地を拡大すべくフランスと戦争を開始。そして勝利します。

しかし領地拡大と引き換えに増えたのは、多額の借金。

当時イギリス国王であったジョージ3世は、植民地にこの借金を肩代わりさせることにしました。

とにかく何にでも税金をかけまくります。砂糖、ワイン、ラム酒、木材、鉄、お茶、紙・・・

これに怒ったのがアメリカ植民地に住む人たち。

理不尽な税金に我慢できなくなったアメリカ植民地は、イギリスからの独立を決意するのです。

ジョージ3世の植民地を明らかに見下した態度や植民地からの手紙を完全無視する行為など、読んでて呆れずにはいられません。

やってはいけないマネージメントをジョージ3世から学びましょう!仕事で管理する立場なら学びがあるかもしれません!

レベルと難易度 – 英語ネイティブの児童向け

トーマス・ジェファソン

本書は英語ネイティブの8〜12歳が対象です。

英タツ
英タツ
英検2級、TOEIC550からチャレンジできるね
単語 ★★☆☆☆
文章 ★★☆☆☆
ストーリー ★★☆☆☆

(※レベルは目安です)

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実際の文章をみてみよう!

ベンジャミン・フランクリン

実際に出てくる英文を見てみましょう。3つピックアップしました。

フレンチ・インディアン戦争で多額の借金を抱える

After winning the war, King George III had to pay back what he owed. In the king’s mind, he had been defending the American colonies against the French. So he expected the colonies to help with the war debt. This angered people in America.

イギリス国王ジョージ3世は植民地拡大のために起こした戦争で多額の借金を負います。

その借金の肩代わりをさせられたのはアメリカの植民地でした。

もちろん植民地に住む人々は腑に落ちるはずもありません。

ボストン茶会事件

The Tea Act was passed, which forced colonists to buy tea only from a British tea company. The Tea Act was too much.

ジョージ3世は植民地にさまざまな税金をかけます。

税金の対象となったのは砂糖・ラム酒・木材・鉄など。その中に茶葉もありました。

アメリカ植民地ではお茶は大変人気の嗜好品でもありました。

その大切なお茶に税をかけるだけでなく、イギリス本国からしか買えないように制限まで加えたのです。

今まで溜まっていたウップンが大爆発。ボストン茶会事件へと発展します。

独立宣言に書いてあるのは“人は皆平等”

And every man would have the right to “Life, Liberty and the pursuit of Happiness.” This is the most famous part of the Declaration of Independence. (Again, remember, it is talking about “men”—women were not going to be full citizens allowed to vote.)

人は皆平等という言葉が記載されています。まさにアメリカを象徴するような自由を求めた文言。

しかし、実際には奴隷制が存在し女性には選挙権さえないという状況でした。

独立宣言から生まれたイディオム“put your John Hancock here”

For the past two hundred years, the phrase “put your John Hancock here” means writing one’s signature. That’s because Hancock’s name on the Declaration of Independence can’t be missed—it’s the largest and centered directly under the text.

John Hancockが独立宣言にデカデカとサインをしたことで、サインをすることを“put your John Hancock here”というようになりました。

ジョン・ハンコックの署名

【NEXT STEP!】次はこの本にチャレンジ!

アメリカの独立はドラマがあって面白い!

独立に関わった人物や事件も続けて読んでいきましょう。

ボストン茶会事件

トーマス・ジェファソン

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ベンジャミン・フランクリン

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