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『ローマの休日』で学ぶ日常会話10選 & 名セリフ4選

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『ローマの休日』で学ぶ英語日常会話10選と名セリフ3選ご紹介します。

英タツ
英タツ
オードリー・ヘップバーン主演の普及の名作だね!

1953年にアメリカで公開されたオードリー・ヘップバーンとグレゴリー・ペック主演の『ローマの休日』。

アン王女はヨーロッパ各地を外交で回っているのですが、来る日も来る日も公務が詰まっていて自由がなく息苦しさを感じ始めていました。

そんなとき、宮殿の窓から見えるローマの人々を見て抜け出すことに。

ローマの街で出会ったのはアメリカ人新聞記者のジョー・ブラッドリー。

ここから二人の冒険がスタートします。

『ローマの休日』はチャーミングで心温まるストーリーでありながら、行き当たりばったりの行為のワクワク感、自由を切望する気持ち、愛の本質を描きだしています。

アン王女の貴賓ある言葉遣いが聞けるのもポイント!

『ローマの休日』で学ぶ日常会話表現10フレーズと名セリフ4つをご紹介します!

『ローマの休日』で学ぶ日常表現10選!

日常会話で使える表現を10つご紹介します!(日本語訳はブログ著者が訳しています。)

日常会話① I couldn’t agree with you more.

I couldn’t agree with you more.
(本当に君の言う通りだよ)

新聞記者のジョーは、睡眠薬のせいで意識がもうろうとしているアン王女と街で出逢います。

アンは脈略もなく会見で普段する声明をし始めたときに、ジョーが「まさしくね」と適当にあしらっているときに使っている表現。

“I couldn’t agree with you more.”は「これ以上あなたに賛成できないほど賛成である」と言う意味で、相手の意見や発言に対して自分が賛成していることを強調して言いたいときに使う表現です。

「まったくもって賛成です」「超同感」と言いたいときに使えます。

日常会話② I’d like to do just whatever I like the whole day long.

I’d like to do just whatever I like the whole day long.
(一日中、したいことだけをして過ごしたいわ。)

ジョーに今日何したい?と聞かれたときにした返答。

I’d like to do just whatever I like the whole day long.
(一日中、したいことだけをして過ごしたいわ。)

doをeatに置き換えれば“I’d like to eat just whatever I like the whole day long.”「一日中、好きなものだけを食べたいわ」となります。

whatever なんでも
the whole day long 一日中

日常会話③ They’ll have a fit.

They’ll have a fit.
(カンカンに怒るでしょうね)

学校を抜けてきたと嘘をついているアン。

思いつきで髪を短く切ってしまいますが、その短い髪を見てジョーに「先生たちはなんて言うかな」と言う問いに対して答えています。

have a fitは、腹を立てる、カンカンに怒ると言うイディオムです。

怒ると言う表現に、angry, mad, piss offがありますが、アン王女が使用しているhave a fitも使っていきたいですね。

日常会話④ Only on special occasions.

Only on special occasions.
(特別なときだけね)

occasionは大事な行事のこと。

誕生日や結婚記念日など日常での特別な日に使えます。

日常会話⑤ I’m a good cook.

I’m a good cook.
(料理は上手なのよ。)

料理が上手であると言いたいときに使える表現。

“I’m good at”を使って”I’m good at cooking.”ということもできますが、シンプルにI’m a good cook.と表現できます。

日常会話⑥ The news can wait till tomorrow.

The news can wait till tomorrow.
(ニュースは明日聞けばいいわ)

アン王女の病状を伝えるニュースがラジオから流れてきたとき、アン王女がラジをを消しながらこのセリフを言います。

いますぐにしなければいけないことではないとき、it can waitと使うことができます。

例えば、言いたいことがあるんだけど、今すぐに言わなきゃいけないことでもないとき”There is something I need to tell you but it can wait.”というような表現ができます。

映画やドラマでよく出てくる表現です。

日常会話⑦ There is something I want to tell you.

There is something I want to tell you.
(君に言わなきゃいけないことがあるんだ。)

言いたいことがあるんだよね、伝えなきゃいけないことがあるんだと言いたいときに使える表現。

showを使ってThere is something I want to show you.といえば、「見せたいものがあるんだ」となります。

日常会話⑧ I must go and get dressed.

I must go and get dressed.
(もう着替えなきゃ。)

着替えるときはget dressedを使います。

着るというとwearを思い浮かべるかもしれません。

wear使うこともできますが、他動詞のため何を着るのかを明確にする必要があります。

今から着替えるからちょっと待って〜と言いたいときにはget dressedを使いましょう!

日常会話⑨ It all adds up.

It all adds up.
(すべてに合点がいくんだよ)

add upは納得がいく、合点がいくという意味。

点と点が線で結ばれたときなど、It all adds up.と使うことができます。

日常会話⑩ I’m glad to hear you say it.

I’m glad to hear you say it.
(あなたがそうおっしゃってくださり嬉しいです)

秘密は守られるとジョーから聞いたアンは、このように返します。

相手の言ったことに安心したときに使えますよ。




『ローマの休日』で学ぶ名セリフ4選!

名言① Rome. By all means Rome. I will cherish my visit here in memory as long as I live.

Rome. By all means Rome. I will cherish my visit here in memory as long as I live.
(ローマです。なんと申しましてもローマです。ここでの思い出を生涯大切にすることでしょう。)

特定の地名を言うべきではない会見の場で、アン王女が予定外の自分の本音を言うシーン。

By all means 是非とも、もちろん
cherish大切にする
as long as  〜の間は

名言② Well, life isn’t always what one likes, is it?

Well, life isn’t always what one likes, is it?
(まあ、人生は、いつも思い通りにいくわけじゃないだろ)

キッチンなしの家でギリギリの生活をしているジョー。

なんでもあるけど、自由がないアン。

そんな二人がおあん時価値観を共有している場面です。

名言③ Then at midnight, I’ll turn into a pumpkin and drive away in my glass slipper.

Then at midnight, I’ll turn into a pumpkin and drive away in my glass slipper.
(真夜になったら、かぼちゃの馬車になって、ガラスの靴で姿を消すの)

シンデレラを引用しているアン王女。

名言④ I have every faith in it,as I have faith in relations between people.

I have every faith in it, as I have faith in relations between people.
(私は国家間の友情を信じています。人と人の友情を信じるように。)

faith in 信頼
as 同様に

『ローマの休日』視聴方法

『ローマの休日』はDVDや動画配信サイトで視聴ができます。(2023年7月の情報です。詳しくは公式サイトをご覧ください。)

おすすめはDVD。なぜなら英語字幕をつけられるから。英語字幕があると聞き取れない単語などを簡単に確認できるので、勉強がしやすくなりますよ。

音読して表現を自分のものにしよう!

『ローマの休日』を使って英語を学ぶ場合、何度か繰り返し観るのがおすすめ。

繰り返し観ることで、フレーズの使い方がわかってきますし他の表現も身に付きます。

私は使いたい表現に出会ったら、ノートに書き出して音読しています。

音読は、メモを読まなくても口からスラスラそのフレーズが出てくるようになるまでやります。

今回ご紹介した日常会話と名セリフは、100回音読しました。

実際に声に出すことで、使える表現になっていくんですよね。

私はいつも映画から表現を学ぶときは音読100回しています。お勧めですよ。

本にもチャレンジ!

ローマの休日は英語学習に人気のため、学習教材がいくつか出ています。

ラダーシリーズの『ローマの休日』は中学英語でチャレンジできます。

英タツ
英タツ
英検4級、TOEIC300から読めるよ!

英語学習者のために難易度のやさしい単語を使っていて、90ページほどにまとめられています。

会話文が多くて読みやすいです。映画が好きならぜひ読んでほしいお勧めの一冊です!

レビュー記事はこちら→【中学英語で多読】『ローマの休日』|映画の感動を洋書で味わう

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