勉強法

英語がなかなか話せようにならない? 音読を試してみよう

「英語が話せるようになりたくて頑張っているのになかなか話せるようにならない」「勉強しているのに話すとなるとパニくって英語が口から出てこない」
こんな風に悩むことってありませんか?

私もいざ話すとなると、やけに緊張したりして思ったように英語が口から出てこないなんてことがあります。

こんなことがあるとヤキモキしてしまいますよね。一生懸命勉強しているのに、なぜ全然話せないんだろうと自分自身にがっかりしてしまうこともあります。

英語の勉強を頑張っているのにも関わらず、なかなか話せないのはなぜでしょうか?
今回はなかなか英語が話せない理由と、効果的な勉強法をご紹介します。

英語が話せないのはナゼ?

英語が話せない理由は一つとは限りません。いくつかの理由があってそれぞれに影響していたりします。当てはまるものはありますか?

・外国人を前にすると緊張してしまう
・間違えないことに注意してしまう
・発話することに慣れていない
・頭の中で日本語→英語に翻訳作業をするので、英語にするのに時間がかかる
・ボキャブラリーが少ない
・とにかくパニくってしまう
・相手が言っていることを理解するのに必死で返答にまで頭が回らない

どうでしょう?
私の場合、語彙力や文法力がある程度あるにも関わらず話そうとすると詰まってしまってなかなか話すことができませんでした。TOEIC800点くらいの時です。私は英語の知識はある程度あるものの、英語で話すことに慣れていないというのが一番の理由でしたね。

私がそうだったように「英語を話すことに慣れていない」という人は多いんです。
日本人は真面目な性格ゆえか、インプットに膨大な時間をかけるんです。本当に一生懸命勉強している人が多い。でもインプットに時間をかける割にアウトプットはほとんどしない人が多いんです。だから語彙力も文法力もリスニング力も高いのに、話したり書いたりするのが苦手な人がたくさんいます。私も当時話したり書いたりすることはほとんどしていませんでした。

今回は発話をするための練習となる音読という勉強法についてご紹介します。

音読をすることで口に英語を慣れさせる

音読とは文章を声に出して読むことです。書かれた英文を声に出して読むことで、脳に英語の基礎回路を作るというもの。シンプルな勉強法です。

多読のメリットとデメリットをご紹介します。

多読のメリット

多読のメリットをあげました。

・英語回路を作ることができる
・お金がかからない
・一人でできる
・口や喉に英語を慣れさせることができる

英語回路を作ることができる
英語と日本語って文法がまるで違いますよね。言葉の語順が正反対といってもいいくらいです。音読をすることで、英語の語順やリズムというのがわかります。

お金がかからない
スクールに行く必要もないし、英文さえあればすぐに始められます。ネットの記事を読めば、無料で学習できちゃいます。

一人でできる
一人でできるのが気楽です。相手を必要としないし、自分の好きなタイミングで練習ができます。

口や喉に英語を慣れさせることができる
英語を話し慣れていないと、そもそも口が動きません。音読をすることで、英語の口の動かし方を慣れさせることができます。慣れていないと音読を数回しただけで口やのどが筋肉痛になることもあるんですよ。

多読のデメリット

デメリットは何でしょうか?

・一人作業なのでモチベーションを保ちにくい
・効果が出るのに時間がかかる
・一人になる空間がないと恥ずかしい

一人作業なのでモチベーションを保ちにくい
音読は一人で行う作業なので、気楽なのですがモチベーションを保ちにくいという点があります。私は音読すればするほど英語が脳に染み渡る感じがしたので、モチベーションを維持することができました。しかしすぐに効果がでる勉強法ではないので、頑張ろうという気持ちを維持するのは大変かもしれません。

効果が出るのに時間がかかる
効果が出るには時間がかかります。一日頑張ったからといって、急に英語が話せるようになるわけではありません。私は音読を毎日1時間行い、それを半年ほど続けました。ある程度の量と時間が必要になります。

一人になる空間がないと恥ずかしい
音読は声を発するので一人になれる空間が必要ですね。以前英会話講師をしていた時にある生徒に音読を勧めました。その生徒は「一人になる空間がない。家族に聞かれたら恥ずかしいから、音読はしにくい」と言われたことがあります。確かに音読は聞かれると恥ずかしいかもしれませんね。気にならないなら問題ありませんが、恥ずかしいと感じる人には音読する空間や時間を確保するのが難しいことがあるかもしれません。

以上がメリットとデメリットです。
一人でできて費用もかからない。発話の練習ができるので多読は始めやすい勉強法です。一方でモチベーションを保つのが大変だったり、音読できる空間の確保が必要になります。

私はデメリットはあまり感じたことがなかったですね。私が音読を始めた理由と感じたことを次にまとめてみました。

スラスラ読めなくてショック<体験談>

私が音読を実践したのは、10年ほど前。
語彙力や文法力がついているのに、いまいち自分の英語には自信がない。英語がスラスラ話せる訳でもない。こんな状況にモヤモヤしていました。英語の勉強法を色々と模索していた時、音読の本を見つけます。「そういえば音読ってちゃんとやったことないな」と思った私が手に取ったテキストは国弘正雄の「英会話・ぜったい・音読 入門編」。

国弘正雄は同時通訳の神様と呼ばれた通訳界では草分的存在です。私は国弘正雄を当時よく知らなかったのですが、同時通訳をしている時点で雲の上の存在。「この人が言ってるんだからきっと効果があるんだろう」と妄信的に初めてみました。

英会話・ぜったい・音読 入門編」を購入し音読をしてみると、自分が思っているほどスラスラ読めないんです。そもそも読むスピードがとても遅いし、つっかえてスムーズに読めない。英文はめちゃくちゃ簡単なんです。中学レベルの英語。それなのに自分が想像していたより読めない。「音読って結構難しいんだな」と思いましたし、何より「中学生からずっと英語を勉強してきて、こんな簡単な文章すらスムーズに読めないのか」と落ち込みもしました。当時私の英語力は英検準1級、TOEICは800点程度です。一般的に、TOEIC800点は上位に位置しており、英語を使った仕事をするにも800という数字は有利なものでした。それなのに、そんなに難しくない英文すらスラスラ読めないんです。。。
読んでみて「書いてある英文すらきちんと読めないのに、スラスラ話せるわけないよな」と思いました。
そこで、英語をスムーズに読めるようになるまで日々の学習に音読を取り入れようと決めました。

当時の学習メニューはこんな感じです。

音読は毎日やる。
一日1時間やる。
文章は100回読む。

英語が口に馴染んだだけでなく定型文も身についた
一日1時間の音読を続け、3冊のテキストを終えました。当時は音読にハマりましたね。読めば読むほど読み方がスムーズになっていくし、様々な定型文が身についていきます。読むたびに英語が体に染み込んでいく感じで、やめられなくなっていきました。

そして実際に発話もスムーズになっていきました。英語の発話のスムーズさを目指していたので、とても嬉しかったです。

使用したテキストは合計で3冊。すべて国弘正雄の音読シリーズを使いました。
「英会話・ぜったい・音読」の入門編・標準編・挑戦編の3つです。

入門編はとても易しい英文です。英語が得意でない方にも手に取りやすい内容です。
上級者には簡単すぎるかもしれませんが、スムーズに読めるか試してみてください。

標準編は入門編より、難易度が上がります。ただし英文自体はそんなに難しくありません。
英語にある程度自信があるなら、標準編からスタートしてもOK。

挑戦編は英語のレベルが上がりますし、一文も長くなります。私の場合、標準編まではしんどさを感じませんでしたが、挑戦編になると音読することに辛さを感じるようになっていきました。TOEICの点は高いけど、話すのは苦手という方は挑戦編をやってみましょう!

音読の本ではありませんが、国弘正雄の本も読みました。英語がなかなか上達せず悩んているなら、読んでみるといいですよ。

私は上記3つの音読本を使用しましたが、国弘正雄の音読シリーズには入門・標準・挑戦のそれぞれに続編があるので、そちらを試してみてもいいですね。

私は今も音読を続けています。単語を覚えるにしてもフレーズを身につけるにしても、声に出してみないと覚えられないようになってしまいました。今はボキャビルをせっせとしている最中なのですが、単語を覚えるにも音読しています。

英語がなかなか話せるようにならなくて悩んでいるなら、音読を学習の一つに入れてみてください。真剣に取り組むと効果を発揮しますよ!