今回は、海外ドラマ『モダン・ファミリー』をご紹介します!
『モダン・ファミリー』はアメリカのシットコムです。(→シットコムってなに?)。
『モダン・ファミリー』では3つの家族が出てきます。仲良しの両親と3人の子どもがいる理想的な家族、ゲイカップル、連れ子のいるセクシーなシングルマザーとリタイア寸前の男性との歳の差婚の家庭。
家庭内でのイザコザはもちろん、この3つの家族がつながっていて、その関係性がごちゃごちゃしていて面白い。しかも心温まるんですよ。
アメリカでも人気の『モダンファミリー』は、リスニングや日常表現を学ぶのに最適です!なぜなら、ありふれた日常を描いているから。
夫婦や兄弟喧嘩、学校や仕事での悩み相談、恋愛、子育てに関してなどなど。今すぐ使える表現がたくさん!
しかもリアリティー番組のような演出をしているドラマなので、自然なスピードの英語が聞けます。その一方で、登場人物のインタビューもあるので聞き取りやすい場面もあります。
今回は、実践英語を学べる『モダンファミリー』をご紹介します。
全シーズンを見終える頃には、リスニング力や語彙力をあげることができて、字幕なしでもドラマが楽しめるようになりますよ!
英語のレベルと難易度
レベルは中級です。
【単語】
日常会話のオンパレード。「お皿洗いして」「弟と仲良くしなさい!」「仕事はどんな調子?」「子ども欲しいよね。」こんな風にさりげない会話がたくさん出てきます。
3つの家族が出てきますが、家族の構成はそれぞれ。だから家庭内での会話はすべて網羅してると言ってもいいですね。
【聞き取り】
全体的に早めに感じるでしょう。子どもたちはマシンガンのように話しますし、スペイン訛りの強いグロリアもいます。
慣れるまでエピソードをどんどん見続けましょう。
【ストーリー】
ハートフルなストーリーで、すべて聞き取れなかったとしても流れを推測しやすいです。
一話完結なのも理解しやすいポイントです。
単語 | ★★★☆☆ |
聞き取り | ★★★☆☆ |
ストーリー | ★★☆☆☆ |
『モダン・ファミリー』の魅力!
『モダン・ファミリー』は、全11シーズン、250話あります。
<『モダン・ファミリー』でリスニング力が上がる理由>
- 自分の日常と重ね合わせられる
- モキュメンタリーで自然な英語を聞ける
- 20分程度なので習慣化しやすい
【1】自分の日常と重ね合わせられる
恋愛、結婚、子育て、仕事、転職など日常を描いています。
コメディーなので、くだらないハプニングはありますが、日常の微笑ましいシチュエーションが多いです。
日常を描いているからこそ、自分の境遇と似ている登場人物を探しやすいんですよね。
自分の環境と似ていると、使う単語やフレーズが近かったりします。
そうすると、「この表現使える!」「この言い回しは便利だな!」とすぐに実践で使える英語をたくさん見つけることができるんです。
自分の日常と重ね合わせられるからこそ、日常会話を習得しやすいんですよね。
【2】ドキュメンタリー風で自然な英語を聞ける
ドラマなのでセリフはありますが、ドキュメンタリー風なので、一般家庭の日常を撮影しているだけという演出がされています。
ちょっと雑な感じ(悪い意味じゃないですよ)で、より自然なんですよね。
自然だからこそ、聞き取りにくい場面もあります。
教材英語ばかり聞いていると、アナウンサーが話すような英語しか聞き取れなくなってしまって、実践でのリスニングがまったくできないなんてことが起きてしまいます。
『モダン・ファミリー』は、自然な英語を聞く練習をするのにベストです。
【3】20分程度なので習慣化しやすい
1エピソードあたり20分〜30分です。短いので、毎日観ることができます。
英語は継続が肝心なので、出来るだけ毎日やる環境を作った方がいいんですよね。
1回あたり20〜30分のドラマだと、続けやすいです。
わたしは夕飯を食べながら観ていましたが、夕飯後のリラックスタイムやお風呂の中で楽しむこともできます。
30分を超えないドラマは、視聴を習慣化しやすいです。
『モダン・ファミリー』の視聴方法
動画視聴サイトはU-NEXTとNETFLIXで見ることができます。(2020年1月の情報です。詳しくは公式サイトをご覧ください。)
DVDは日本向けに製造されていないので、輸入盤を購入することになります。
全シーズン観たらリスニング力が上がった!
『モダン・ファミリー』は全部で11シーズンあります。全シーズン見るとリスニング力をあげることができます。
わたしは字幕なしの英語音声のみで観ました。
シーズン1では、ストーリーを追うのに必死でしたね。話すスピードが速いので、何を言っているのかを聞き取るのに集中しながら聞いていました。
登場人物の性格や関係性がわかっていくにつれて、リスニングがラクになっていきましたね。
シーズン3くらいから、余裕が出始めました。ドラマそのものを楽しむことができるようになっていったんです。
シーズン5からは、ジョークやイヤミなども理解できるように。
シーズン7以降は、勉強のために観るのではなく、楽しみのために観るようになっていました。リスニングに集中しているものの、ご飯を食べたりお菓子を食べながら、純粋にドラマを楽しんでいましたね。
100%理解できるわけではないのですが、9割以上は把握ができる状態になりました。
ラストシーズン(シーズン11)を見終えた頃には、自分のリスニング力にかなり自信が付いていました。
楽しみながら聞き取りの能力を上げることができたので、最高の教材でしたね。
わたしが実践していた勉強法を紹介した記事があるので、ぜひご覧ください。
→【わたしが『モダン・ファミリー』でリスニング力を上げた勉強法】
まとめ:日常会話を聞きまくろう!
『モダン・ファミリー』はコメディーですが、爆笑するというよりは、クスッと笑える要素がたくさん散りばめられてるんです。
だから観ていて気分が良くなるんですよね。
登場人物の全員が主人公で、エピソードごとにスポットが当たるメインキャラクターが変わります。みんな特徴的なので、好きな登場人物が見つかるはず!
家族にイライラしたり、恋人に八つ当たりしたり、義理の父親に遠慮したり・・・
私たちが普段体験しているような日常をコミカルに描かれていて、親近感が湧くんですよね。だから共感ポイントが多いんですよ。
誕生日やハロウィン、クリスマスの行事など、アメリカの文化を垣間見ることもできますし、LGBTQも取り扱っています。視野を広げることもできます。
日常会話を学びつつリスニング力を上げたいなら、『モダン・ファミリー』はとってもおすすめですよ!
それでは!