大人の英語学習

英語学習に多読は効果的?【多読】のメリットとデメリットを解説します

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洋書の多読のメリットとデメリットを解説します。

英タツ
英タツ
英語力を上げたいけど、多読って効果的なのかな?

わたしは多読歴15年。今まで、さまざまな本を読んできました。

多読ライフを送ってきたからこそわかった、多読のメリットとデメリットをご紹介します。

多読のメリット


多読のメリットは5つあります。

私が多読を15年続けてこられたのも、メリットがあったからこそ。

  1. 自分の英語力を客観視できる
  2. 語彙力を上げられる
  3. 表現力を上げられる
  4. 文法力を鍛えられる
  5. 場所と時間を選ばず勉強できる
英タツ
英タツ
英語力を総合的に上げられそうだね!

1. 自分の英語力を客観視できる

文章を読むことで、自分の英語力をチェックすることができます。

文法力が低ければ、物語を追っていくことはできませんし、単語力がなければ、何が書いてあるのかさっぱりわからず挫折するということが起きます。

文法理解ができないゆえに内容が把握できないのであれば、文法を勉強しなおす必要がありますし、単語力が低すぎて読めないのであれば語彙を強化する必要があります。

英タツ
英タツ
内容を理解できているかどうかで、自分の英語力がわかるんだね!

自分の英語力って実はわかりにくいんですよね。

「読む」ことと「文章を英語で理解する」という行為により、自分の英語力をはかることができます。

2. 語彙力を上げられる

自分のレベルに合った本を読むと、語彙力を伸ばすことができます。

わからない単語があっても止まらずに読んでいくのが多読のやり方ですが、何度もその単語が出てくると文脈から意味が推測できるようになっていきます。

それを繰り返すことで、単語を自然に覚えられるということができちゃうんですね。

英タツ
英タツ
子どもが言葉を自然に覚えていくように、本を読むことで語彙力を高められるんだね!

単語は単語帳からだけで覚えるものではありません。

多読をすると、実際に使用されている文章から学んでいくことができます。

3. 表現力を上げられる

表現力が身に付くのも多読の良いところ。

「こんな風に使うんだ」とか「こういう場面で使えるんだな」ということがわかります。

とくに会話文が多い小説だと、このような発見が多いですね。

英タツ
英タツ
会話力も高められるんだね!

書き留めておけば、話すときに使えますよ!

4. 文法力を鍛えられる

テキストで勉強した理解した文法を、文章を読むことで定着させることが出来ます。

たとえば仮定法。教科書ではIfで~hadで~とあくまでも語順と意味を学ぶことしかできません。

それを本を読むことで「なるほど、こんな風に使うのか」と、実際に使用されている場面に遭遇できます。

これってとても重要なこと。

英タツ
英タツ
実際に使われている英語に触れることで理解力が上がるんだね!

日本人の多くは、教材から抜け出せない人が多いです。つまり、実際に使われている状況を知らず、テキスト内だけでの勉強で終わってしまう。

これでは使える英語は身に付きません。

英語ネイティブが実際に読んでいる本を読むことで、ライブ感のある英語に触れることができます。

教材で文法を勉強したら、本を読むことで実際に使われている状況を目の当たりに出来るのが多読勉強法の良いところです。

5. 場所と時間を選ばず勉強できる

場所を選ばず勉強ができます。本さえあれば、どこにいてもいつでもできちゃうんですよね。

電車の中、カフェ、待ち合わせ場所、家、など場所を選びません。

通学・通勤途中、ランチ後、お茶の時間、お風呂に入りながらなど時間も選びません。

英タツ
英タツ
スキマ時間にもできるもんね!

気が向いたときにできるのが読書です。

場所にも時間にもとらわれないところが、いいですよね。

デメリット


良いことばかりじゃない・・・多読のデメリットをお伝えします。

  1. 時間がかかる
  2. もともと本を読まない人には向かない
  3. 自分に合った本を探すのが大変
  4. 一人作業なので孤独

1. 時間がかかる

最初は文章を読むのに時間がかかります。1ページ読むのにビックリするくらいに時間がかかることがあります。

私は多読を始めた頃、1ページ読むのに15分かかっていました。しかも文字がびっしり詰まったページではなく、初心者用の小説なのにです。

しかも、1度読んだだけですぐ文章の意味を理解できないこともあったので、2~3回読み返していました。

とにかく時間がかかるため、1冊読み終えたときはグッタリしてましたね。。。本を読むってシンドイ~と嘆いていました。

英語で文章を読み、英文の意味がわかるだけでなく、内容を理解しないと、本を楽しむことはできません。

そのため、洋書を楽しめるようになるまでに時間がかかるため根気が必要になります。

2. もともと本を読まない人には向かない

日本語でも本を読まない人に多読は向きません。

そもそも本を読まないのに、英語でチャレンジするのはハードルが高くなりますし、ストレスにもなると思います。

多読は、本を読むのが好きな人向けの勉強法です。

<1. 時間がかかる>で書いたように、慣れるまでは1ページ読むのに時間がかかります。

忍耐力もやる気も必要。

日本語でも本を読まない人には、拷問のような勉強法になるでしょう。

多読は、本を読むのが好きな人にオススメします。

3. 自分に合った本を探すのが大変

自分のレベルが最初はわからないので、ベストな本を探すのは大変です。

自分のレベルに合った本が、必ずしも読みたい本だとも限らないということもあります。

自分の英語力にマッチしているだけでなく、自分の興味にあった本に出会えたら最高です。

私も最初は、本選びに苦労しました。

内容が楽しそうでも英語が難しくて断念したり、理解はできるけど読んでいて楽しくなかったり。

探している間に、興味を失くして多読から離れてしまうということはあります。

4. 一人作業なので孤独

一人で黙々と読む作業なので、孤独です。

それがゆえに、続かない人もいるでしょう。

読んだ本をブログに書いたり、SNSで発信するなどしてモチベーションを保つといいですよ。

多読仲間を作るのもオススメ。読んだ本の内容を話し合ったり、質問したり。

私は学生のときに多読ライバルがいたので、「負けていられない」というのがモチベーションになっていました。

まとめ:簡単に始められるからやってみよう!

多読は英語力を上げるのに良い勉強法ではありますが、相性があります。

多読をやって見たいなら一度試してみてください。

やってみて読書の時間を楽しめるようなら、ぜひ続けましょう。

洋書を楽しめるようになると、読書をどんどん進められます。

映画の原書を楽しむなんてこともできますよ。

まずは一冊から。ぜひ始めてみてください。

それでは!

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