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【英語多読】英検4級からチャレンジ!不思議の国のアリス|休日の昼下がりに読みたい一冊

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オックスフォード・ブックワームスのステージ1から出ている『Alice’s Adventures in Wonderland(不思議の国のアリス)』をご紹介します。

本書はオックスフォード・ブックワームスという英語学習者用に英語のレベルが編集されている洋書です。

英タツ
英タツ
イギリスの児童文学では超有名だね!

『Alice’s Adventures in Wonderland(不思議の国のアリス)』は、イギリスの作家ルイス・キャロルの代表的な作品です。

少女アリスが白ウサギを追いかけていくと、不思議な国に迷い込みます。

そこには美しい庭園や、イモムシ、猫、トランプに出逢います。

次から次へ予想しないことが起こるので、読んでいて飽きない作品。

原作には詩や童謡がたくさんあり、言葉遊びがふんだんに散りばめられているようなのですが、本書は英語学習者用に編集されているためか、ストーリー展開がメインとなっている印象です。

英検4級からチャレンジできるので、アリスと共に不思議な世界を旅してみましょう。

『Alice’s Adventures in Wonderland』をご紹介します!

レベルと難易度


オックスフォード・ブックワームスはレベルが7つに分けられていて、『Alice’s Adventures in Wonderland』は、Stage2のやさしいレベルです。ワード数は6,315。

文法は現在形、現在進行形、過去形の他に未来形や完了形が出てきます。(→オックスフォード・ブックワームス紹介記事

英タツ
英タツ
英検3級、TOEIC500点からチャレンジできるね!
単語 ★☆☆☆☆
文章 ★☆☆☆☆
ストーリー ★☆☆☆☆

【単語】
不思議な世界でのストーリーのため、さまざまな単語の種類が出てきます。

動物が多く登場するので、動物名をおさえておくと読みやすくなりますよ。

hare 野ウサギ
caterpillar イモムシ
hedgehog ハリネズミ
gryphon グリフィン(頭と翼がワシで、胴体がライオンの想像上の動物)

【文章】
文法の難易度としては現在形・過去形・進行形に加えて、現在完了形や比較形が出てきます。

【ストーリー】
一文一文を理解しながら読む必要があります。

奇想天外のことが次から次へ起こるため、飛ばし読みすると内容がわからなくなってしまうかも。

丁寧に読むのがカギです!




実際の文章をみてみよう!

実際に出てくる英文を見てみましょう。3つピックアップしました。(※カッコ内の日本語訳はブログ著者が訳しています。)

チェシャ猫

There was also a large cat, which was sitting on a chair and grinning from ear to ear.
(そこには大きな猫もいて、その猫は満面の笑みを浮かべて座っていました。)

姿を消したり現したりすることができる不思議なネコ。

grin from ear to ear は、満面の笑みを浮かべる状態を表現し、日常会話や歌詞などにも登場する表現です。

チェシャ猫とアリスの会話

‘Please,’ she said, ‘can you tell me which way to go from here?’
‘But where do you want to get to?’ said the Cat.
‘It doesn’t really matter-‘ began Alice.
‘Then it doesn’t matter which way you go,’ said the Cat.

(「おねがい」とアリスは言います。「ここからどっちに行ったらいいか教えてくれる?」
「でも、どこにいきたいんだい?」とチェシャ猫は聞きました。
「どこでもいいんだけど」とアリスは言います。
「だったらどっちに行こうと関係ないじゃないか」とチェシャ猫は答えました。)

アリスとチェシャ猫の会話です。

なんだか哲学的な会話ですよね。

「どこに行きたいのか目的地や希望がなければ、どちらの方向に進んでも問題ない」と諭された気分になるやりとりです。

クリケット

It was this the strangest game of the croquet in Alice’s life! The balls were hedgehogs, and the mallets were flamingos.(アリスにとって一番ヘンテコなクリケットの試合でした!ボールはハリネズミでバットはフラミンゴなのです。)

クリケットの試合はアリスにとって驚きの連続!

アリスの驚きとイライラ感が伝わってきます。

strangest strongの比較・最上級
hedgehog ハリネズミ
mallet クリケットのバット
flamingo フラミンゴ




どんどん引き込まれる!


次から次へと予想しないことが起こるので、ぐいぐい引き込まれます。

私はあまりファンタジーは好きではないのですが、本書は楽しく読むことができました。

『不思議の国のアリス』といえば、ディズニーでアニメ化されていることもありファンも多いですね。

私は正直なところ、ディズニーのアリスは、世界観に入り込めずまったく好きではないのですが、本書はアリスが見ている世界が心地よかったですね。

今度はぜひ原書にチャレンジして見たいと思います。

原書は言葉遊びが散りばめられているとのことなので、言葉遊びを楽しめる英語力があるかどうかは疑問ですがチェックしたいと思っています。

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