ステップ・リーディング

茶道と禅を学ぼうThe Book of Tea(茶の本)| ラダーシリーズ Level 4

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ラダーシリーズ・レベル4の『The Book of Tea(茶の本)』をご紹介します。

岡倉天心が日本や東洋文化の素晴らしさを世界に広めるため、茶道や禅に関して書いた本です。

英タツ
英タツ
英語で書いてニューヨークで出版した本なんだよね!

日本人が英語で日本文化を紹介する書として、新渡戸稲造の『武士道』と並んで評される名著です。

本書はお茶だけでなく、禅や華道、に通ずる精神、千利休など歴史も詰まっています。

原作は英語で出版されていますが、本書は学習者用に読みやすい英語を使用し編集しています。

お茶の歴史だけでなく、日本人が守ってきた大切な精神に引き込まれること間違いなし!

The Book of Tea(茶の本)』をご紹介します!

英語レベルの難易度


ラダーシリーズの『The Book of Tea』はレベル4です。(→ラダーシリーズ紹介記事

英タツ
英タツ
英検準2級、TOEIC 550から読めるね!
単語 ★★★☆☆
文章 ★★☆☆☆
ストーリー ★★★☆☆

【単語】
中学や高校の学校で学ぶ範囲外の単語が出てきます。

また、人名が登場するので、押さえておいた方が良いでしょう。

巻末のワードリストにすべての単語の意味が載っているので、辞書なしでも読むことができますよ。

【文章】
歴史上の人物名や、道教にまつわる人物や単語が出てきます。

そのため、背景知識がないと

私は背景知識があまりなかったため、日本語で意味を調べても日本語の意味がわからなかったり、人物そのものをよくわかっていませんでした。
the Han Pass(函谷関,中国河南省にあった関所)、

【ストーリー】
はじめに岡倉天心がどのような人物だったのかや、時代背景、そして『茶の本』の概略が日本語で書かれています。

事前に読んでおくことで、理解度が高まりますよ。

私は本書を読むまで岡倉天心のことも、茶道の世界もほとんど知りませんでした。

事前の概略を読むことでストレスなく本書を楽しむことができましたね。

実際の文章をみてみよう!

 

ここでは、実際に出てくる英文をご紹介します。3つピックアップしました。(※カッコ内の日本語訳はブログ著者が訳しています。)

武士道と茶道

Recently there has been much discussion of Bushido, the Art of Death, which makes our soldiers willingly give up their lives in battle. But there has been very little discussion of the way of tea, which represents our Art of Life.
(最近では、戦にて兵士が自ら命を差し出す心、つまり死の術である武士道に多くの興味が寄せられている。一方で、生の術である茶道にはほとんど関心が寄せられない。)

天心は武士道と茶道を、Art of Death(死の術)とArt of Life(生の術)と対比させて、茶道の重要性を説いています。

artには芸術という意味の他に、技術、技、術、技能といった意味もあります。

東山文化

By the fifteenth century, with the support of the shogun Ashikaga Yoshimasa, the tea ceremony was fully formed and no longer had any religious connections.
(15世紀には将軍の足利義政の後押しで、茶道が形作られ宗教的な要素は無くなりました。)

第二章でお茶や茶道の歴史が説明されています。

最澄や比叡山、宗などの時代の説明があります。

お茶を通じて歴史をさかのぼることができます。

 

 


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