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【多読初心者】イギリス民話で教養力UP!「三びきの子ブタ」「ジャックの豆の木」ラダーシリーズ

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みなさん、こんにちは!多読が大好きなケイコです。

今回は、中学英語から読めるラダーシリーズ・レベル1の「イギリス民話(English Folk Tales)」をご紹介します。

本書では、イギリスに古くから伝わる物語4話を楽しむことができます。

イギリス民話って何だろうと思いませんか?

日本でも馴染みのある「三匹の子ブタ」や「ジャックと豆の木」などの有名な物語です!

大人も子どもも楽しめる、多読初心者向けの一冊です。

4つの物語を楽しむことができます。
「ゴッサムの賢人」
「三匹の子豚」
「ジャックと豆の木」
「ジャックと巨人」

英語の難易度

「イギリス民話」はラダーシリーズのレベル1で、中学英語レベルで読むことができます。

単語も文法も簡単なので、英語で物語を読んだことがない人にとって読みやすいです。

学校で習った基本的な文法がたくさん出てくるので、学んだことをきちんと理解しているかを物語を読んでみることで確かめることができますよ。

難易度
単語:★☆☆☆☆
文章:★☆☆☆☆

読解力と教養が身に付く!

ラダーシリーズの「イギリス民話」は、子どもが読む童話です。

この童話に潜む教訓を読み解くことができたら、あなたはきちんとした文法力があり読解力があります。きちんと内容を把握できるか、本書で試してみましょう。

そして、教養を身につけることができます。「ゴッサムの賢人」はマザー・グースの一つですし、「三匹の子豚」や「ジャックと豆の木」は日本だけでなく世界的にも有名なお話。「ジャックと巨人」ではアーサー王が出てきます。

せっかく英語を学ぶなら教養も身に付けたいですよね。特にグローバルに活躍したいとか、世界中の人と話をしたいと思っているのなら教養力はマストです。どんなに上級レベルの英語が話せたとしても、教養がなければバカにされることもあります。

「イギリス民話」は読みやすいですし、世界中から今も愛されている物語を読むことができるので、大人にこそ読んで欲しい一冊です。

あらすじを事前に読んで理解度UP!

「イギリス民話」では、各物語の前に用語のチェックとあらすじが記載されています。

事前に単語の意味を確認してあらすじを読めば、よりストーリーを理解しやすくなります。

ある程度話の流れや内容を知っていると、理解度が上がったり読むスピードが速くなったりするんですよね。

英語でストーリーを理解するのは、実はかなり労力のいること。

だから、あらすじで話の大まかな流れを知っておくと英語を読むときの助けになります。

私は難易度の高いペーパーバックを読むときに、先に日本語の翻訳版を読むことがあります。

日本語で一度理解していると、英語の難易度が高くても読み切ることができるようになるんですよね。

なので洋書を読み慣れていない場合は、あらすじを事前に読んでおく方法はとてもおすすめ。

本書は物語が始まる前にあらすじを紹介しているので、読みやすいしくみになっています。

4つの物語を楽しめる!

「イギリス民話」には4つの物語が収録されています。

「ゴッサムの賢人」
「三匹の子豚」
「ジャックと豆の木」
「ジャックと巨人」

■ゴッサムの賢人
ゴッサム(Gotham)は、イギリスのノッティンガムシャーに実在する村です。

ゴッサムの賢人(Wise Men of Gotham)とは「愚か者」のことを指すのですが、物語を読んでみると「え?みんなアホすぎじゃない?」と思えるような拍子抜けするようなストーリーばかり。

「ゴッサムの賢人」は6つのお話で構成させれています。短いストーリーだと2ページほどの長さなので、すぐに読めてしまいますよ。

ちなみに、私は本を読みながらゴッサムの位置をGoogle mapで調べて保存しました。

もしかしたら今後イギリスに遊びに行った時に、訪れるかもしれないからです。その時に「ゴッサムの賢人の舞台」だとわかっていると、町歩きも楽しくなりますよね。

多読をしていると英語力のアップだけでなく、こんな風に楽しさや視野が広がっていくんです。

■「三匹の子ブタ」

三びきの子ブタでは、独立を目指す子どもたちが自分の家をそれぞれ作ります。

そこに子ブタを狙ったオオカミが訪れるのですが。。。

三びきの子ブタたちがオオカミを追い払う際に、とっても可愛いフレーズを言うのですが、それがこれ。

“Not by the hair of my chinny-chin-chin.”

なんだかリズミカルで、声に出して読んでみるとかわいらしい音。

これは日本語にすると「絶対いやいや、あっかんべー!」と言う感じの意味になります。

このような言葉遊びや、学校で習わない表現に触れることができるのが英語で本を読む楽しさの1つです!

■「ジャックと豆の木」
ジャックが魔法のマメから伸びた木を登っていき、そこで妖精や巨人に出会います。
どんな冒険が待っているでしょうか。

雲の上で出会う巨人とのやりとりに、ワクワクしてしまいますよ。

スピード感があるので、一気に読めてしまいます!

■「ジャックと巨人」
アーサー王が出てくる「ジャックと巨人。」

巨人を倒すために戦うジャック、強欲で心無い巨人、お城、剣、王。情景がいかにも中世という感じでワクワクしてしまいます。男の子が好きそうな物語ですね。

挿し絵がオシャレでかっこよくて、情景をイメージしやすいですよ。