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【多読初心者】ニール・アームストロングと共に英語で夢を見よう

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多読におすすめWho wasシリーズからおすすめの一冊をご紹介します。
Who wasシリーズはアメリカの出版社から出されている洋書。子ども向けの伝記などをたくさん出版しています。子ども向けに書かれているので、難しい言い回しや単語は出てきません。Who wasシリーズは、過去の人だけを扱っているだけでなく、現在活躍している人にもフォーカスして出版しています。だから伝記を読んで教養を付けることもできますし、今の情報をキャッチすることもできちゃう。

今回は、初めて月に人類の初めの一歩を踏んだニール・アムストロングの伝記 「Who Is Neil Armstrong?(ニール・アームストロング)」をご紹介します。アメリカでは、知らない人はいないほどの人気者&有名人!ニール・アームストロングの生まれからアポロ11号で月面着陸し亡くなるまでの一生を描いた本書は、ダイナミックなドラマとは対象にアームストロングの実直な性格を映し出しています。

宇宙好きは必読!

英語の難易度

このシリーズは、文章が非常に読みやすいです。アメリカの子ども向けの本なので、シンプルにわかりやすく書かれていて、英文がスラスラと頭の中に入ってきます。英語を読むことに慣れていない人にはとてもおすすめ。
単語はところどころ宇宙に関連した表現が出てくるので、難しく感じるかもしれません。

難易度
単語:★★☆☆☆
文章:★★☆☆☆

実際の文章を読んでみよう!

実際に使われている文章を見てみましょう。
(※日本語訳はケイコが訳しています)

アームストロングの名言

That’s one small step for [a] man, one giant leap for mankind.
(これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である。)

有名なフレーズです。
実はこのフレーズ、アームストロングが言い間違えたということでも有名なんです。

That’s one small step for [a] man

アームストロングは、不定冠詞の “a” を省略してしまい[one small step for man]と言っています。”a”があるのとないのとで、意味が変わってしまうんです。

manは”a”があると「一人の人間」となり、”a”がないと「人類」という意味です。
もし”a”がないと、「これは人類にとって小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である」という意味になってしまうんです。

このアームストロングのミスは、ただ音声が途切れただけできちんと”a”が発話されていると主張する専門家もいるようです。

いずれにせよ不定冠詞があるかないかだけで意味が変わってしまうんですね。不定冠詞って日本人にはわかりにくいですが、重要なのがわかるエピソードです。

アームストリングの得意教科

In high school, his favorite subjects were science and math.
(高校ではアームストロングの得意教科は科学と数学でした。)

favoriteは一番得意な、一番好きなという意味です。
映画、本、食べ物、場所など、一番好きな物を聞きたい時や言いたい時に使えるとても便利な単語です。

冷戦スタート

After World War II, the Soviet Union and the United States emerged as the two great superpowers.
(第二次世界大戦後、ソビエト連邦とアメリカ合衆国が2つの巨大な超大国として出現しました。)

ここでは少し難しい単語が出てきていますね。

emerge 「出現する」「浮かび上がる」
superpowers 「超大国」「超強国」

多読をしていると、学校や試験の勉強では身につかない単語を学ぶことができます。わからないとストレスを感じることもあるかもしれませんが、どんどん読み続けていくと着実に力がつきますよ。

こんな人におすすめ

・宇宙好き/科学好き
・歴史好き
・壮大なドラマが好き

■宇宙好き/科学好き
宇宙好きにはマストです!月に行くまでの訓練の様子や、1969年の宇宙開発の状況などがわかります。ニール・アームストリングは飛行機に魅せられた青年でした。飛行機の知識を存分に蓄えたのち宇宙飛行にも目が向きます。科学が好きなら、アームストロングに惹かれてしまいますよ。

■歴史好き
ソビエト連邦とアメリカ合衆国の冷戦のことや、朝鮮戦争の描写が出てきます。アームストロングの生涯を通して歴史を垣間見ることができて楽しいです。

■壮大なドラマが好き
月面着陸は、アメリカの目標であり夢でした。月面着陸のために人々が向けた情熱をひしひしと感じることができます。あっという間に読めちゃいます!

英語を学ぶなら知っておくべき人物

アメリカでは誰もが知っているニール・アームストロング。世界で有名な人物と言えども、日本では知らない人も多いかもしれません。
アメリカに進学したい、アメリカで仕事をしたいと思っている方は、教養としても知っていると良いです。英語を学びながら知識もつけましょう。

ドキュメンタリー映画「アポロ11」もおすすめです。月面着陸したアポロ11とニール・アームストロングの様子を知ることができます。映像が鮮明で見入ってしまいますよ。本書を読む前や後に見ると、理解がより深まります。私は映画を見てから本書を読みました。私はアマゾンプライムで視聴しましたが、U-NEXTでも見ることができます。映画をみて本を読んで、月面着陸の世界にどっぷり浸かっちゃいましょう!
アマゾンプライム
U-NEXT