アメリカの児童書『Who Was Princess Diana?(ダイアナ妃って誰?)』をご紹介します。
本書は「Who Was?」シリーズの一つで、アメリカの出版社Penguin Workshopから出ている児童書です。
ダイアナ妃の生まれから世界から愛され尊敬されるプリンセスになるまでを学ぶことができます。
みんなの憧れとなるような存在でしたが、チャールズ皇太子との結婚はうまくいきません。
世間とは縁の遠い王室でしたが、民衆との距離を縮めたのはダイアナ妃でした。
しかしパパラッチから追われる日々を送り、パリでは悲劇の死を遂げます。
私がダイアナ妃に興味を持ったのはNetflixの『ハリー&メーガン』を見たことがキッカケです。
本書を読んで、ダイアナ妃が愛されている理由がわかりました。
国民とのふれあいや慈悲が今までのプリンセスの姿と違ったことに感銘を受けました。
ダイアナ妃の美しさと品を知りました。ファッションも真似したくなる美しさです。
そしてチャールズ皇太子との離婚で苦悩したことや、プリンスとの結婚が決して一生の幸せにつながるわけではないという現実的な部分に親近感を覚えました。
ダイアナ妃のことを知る一歩となる『Who Was Princess Diana?』をご紹介します!
レベルと難易度
「Who Was?」シリーズは英語ネイティブの8〜12歳が対象となっていて、歴史的人物や現在活躍している有名人について学ぶことができます。(「Who Was?」シリーズ紹介記事)
単語 | ★★☆☆☆ |
文章 | ★★☆☆☆ |
ストーリー | ★★☆☆☆ |
【単語】
英語ネイティブが読む本のため、幅広い単語が登場します。
【文章】
一文が短すぎず長すぎず、英文を読むことに慣れるのに読みやすい文章です。
【ストーリー】
ダイアナ妃の生まれから死を遂げるまでの一生を知ることができます。
実際の文章をみてみよう!
実際に出てくる英文を見てみましょう。3つピックアップしました。(※カッコ内の日本語訳はブログ著者が訳しています。)
貴族階級のスペンサー家
The Spencers had been a rich and powerful family for centuries. They were part of the British nobility, or the wealthy ruling class.
(スペンサー家は何世紀にもわたり裕福で権力のある一家です。イギリスの貴族階級で富裕層の支配階級でした。)
ダイアナ妃は貴族の家系の生まれでした。
for centuries 何世紀にもわたって
nobility 貴族階級
wealthy 裕福な
ruling class 支配階級
日本にも来たダイアナ妃
Diana traveled all over the world-to Germany, Africa, and Japan-to urge people to donate money and time to charities that needed it the most.
(ダイアナは世界中を周りました。ドイツ、アフリカそして日本。寄付を一番必要とする慈善活動のために資金と時間を呼びかけるためです。)
ダイアナ妃は世界中で慈善活動を行うためにさまざまな国を訪れています。1986年には訪日しました。
travel 周遊する、周る
urge 呼びかける
donate 寄付する
charity 慈善活動
パパラッチに追われるダイアナ妃
The paparazzi began chasing them in their cars, motorcycles, and scooters, desperate to get a photograph.
(パパラッチはダイアナたちを車やバイク、スクーターで追いかけました。写真を撮るのに必死なのです。)
パリでの出来事の場面です。
ダイアナ妃はあまりにも人気のため、常にパパラッチから追われていました。
paparazzi パパラッチ
motorcycle バイク
desperate 〜が欲しくてたまらない
【NEXT STEP!】次はこの本にチャレンジ!
Who wasシリーズにはイギリス王室に関連した本がたくさん!
似たようなテーマの本を連続して読むことで、関連した単語を数珠繋ぎで覚えることができます。
Who Was Queen Elizabeth II?
Who Was Queen Elizabeth?
Who Was Queen Victoria?
Who Was Winston Churchill?
Who Was Henry VIII?