児童書

【英語多読】風刺と知恵の達人マーク・トウェイン:名言にも触れられる|英検2級から

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英語多読におすすめ!児童向け伝記シリーズ『Who Was Mark Twain?』をご紹介します。

『トム・ソーヤーの冒険』や『ハックルベリー・フィンの冒険』を書いたマーク・トウェインの伝記です。

各章で名言が紹介されているので、英語力にワンステップ磨きがかけられる一冊です!

マーク・トウェインの名言で英語力もUP!

英タツ
英タツ
マーク・トウェインの名言がたくさん載ってるよ!

本書は全部で8章あるのですが、各章の冒頭でマーク・トウェインの名言が紹介されています。

その中で私が気に入った名言を一つご紹介します。

“I was young and foolish then; now I am old and foolisher.”
(私はあのころ若くて愚かだった。今は歳をとってさらに愚かになっている)

歳を重ねるごとに経験が積まれていき賢くなったと勘違いしそうな自分に、クギを刺してくれる言葉に感じました。そして若い時の方が賢かったんじゃないかと客観視できる器の大きさも欲しいと思った言葉です。

英語で格言を読み解くのって英語力アップにおすすめの学習方法なんです。単語・文法と読解力に合わせて、解釈力も必要になるからです。

意味がわからない時は、単語の意味だけでなく文法の解釈が正しいか見直してみましょう。

偉人の名言や格言でモチベーションをアップしながら、英語力も上げられる一石二鳥の一冊です!

レベルと難易度 – 英検2級、TOEIC550〜

本書は英語ネイティブの8〜12歳が対象です。

英タツ
英タツ
英検2級、TOEIC550からチャレンジできるね
単語 ★★☆☆☆
文章 ★★☆☆☆
ストーリー ★★☆☆☆

(※レベルは目安です)

https://pinomondo.com/what-is-who-was/

実際の文章をみてみよう!

実際に出てくる英文を見てみましょう。3つピックアップしました。

マーク・トウェインはペンネーム

A STEAMBOAT HAD TO TRAVEL IN WATER THAT WAS AT LEAST TWELVE FEET DEEP, WHICH WAS THE SECOND MARK ON THE LINE. WHEN A PILOT HEARD THE LEADSMAN CALL “MARK TWAIN” (“TWAIN” WAS ANOTHER WORD FOR TWO), HE KNEW THE BOAT WAS JUST BARELY SAFE — OR JUST ON THE EDGE OF DANGER. IT WAS ALSO A GOOD DESCRIPTION OF THE WAY SAM CLEMENS LIVED HIS LIFE, SO HE CHOSE “MARK TWAIN” FOR HIS PEN NAME.

マーク・トウェインが作家になる前は、蒸気船で仕事をしていました。

「マーク・トウェイン」という名前は、この蒸気船での仕事に由来しています。

蒸気船は座礁しないように安全に通航できる深さを測りながら運行する必要がありました。

その限界の浅さが12フィート(約3.6m)で、測深手が水先案内人へ出す合図が“mark twain”だったのです。

ちゃっかり逆・玉の輿のってます!

Mark knew he was “beneath” Livy, but he proposed anyway. She turned him down. Did he give up? No. He promised to become more respectable and give up drinking and swearing. Mark flooded Livy with love letters and proposed three more times. After three months, Livy said yes. They were married on February 2, 1870.

マーク・トウェインは、Livyという女性に恋をします。マーク・トウェインが育った家庭は裕福ではありませんでしたが、Livyはニューヨークに豪邸があり、教会まで所有している資産家。

家柄に大きな違いがあったのです。

マークは経済格差を認識していましたが、そんなことは恋を諦める理由にはなりませんでした。何度もプロポーズをして結婚します。

彼女の両親からの結婚プレゼントは、料理人やメイドがついた豪邸でした。まさに逆玉だったのです!(彼自身も十分稼いでいたんですけどね!)

投資の才能はゼロでした

Alexander Graham Bell gave Mark Twain the chance to invest in the telephone, but he said no. He didn’t think the telephone would catch on with many people.

マーク・トウェインは様々な投資をしていましたが、投資の才能はゼロだったようです。

電話を発明したグラハム・ベルから投資の話を持ちかけられましたが、断っています。

一方で維持費が高いうえに故障の多い巨大タイプライターに大金を投じて、財産を減らし続けました。

【NEXT STEP!】次はこの本にチャレンジ!

マーク・トウェインの作品を読みたくなりますよね!『トム・ソーヤーの冒険』や『ハックルベリー・フィンの冒険』をご紹介します。

The Adventures of Tom Sawyer

Huckleberry Finn

もし原書を読みづらく感じたら、英語学習者向けの本がおすすめです。ラダー・シリーズをご紹介します!

トム・ソーヤーの冒険(英語学習者向け)

ハックルベリー・フィンの冒険(英語学習者向け)