洋書多読

【多読初心者】中学生の多読におすすめイソップ物語

多読初心者にオススメのラダーシリーズから、一冊ご紹介します。ラダーシリーズとは、英語学習者用に易しい単語や文法を使って編集しレベル分けした本です。なので多読初心者は手に取りやすいし、続けやすい。多読に挑戦したみたいビギナーにオススメです。
ラダーシリーズのレベルは1から5まであり、レベル1は中学英語から読むことができます。

今回は、レベル1のイソップ物語(Aesop’s Fables)のご紹介です。

イソップ物語(Aesop’s Fables)は30の物語を収録。たくさんのお話が読めるんです!短いストーリーだと1ページ、長くても3〜4ページで、全て短編です。

有名なお話もたくさん載っています。例えば、「北風と太陽」「うさぎとカメ」「オオカミ少年」など。子供の時に読んだことがある方なら懐かしいかもしれません。

英語の難易度

イソップ物語(Aesop’s Fables)はラダーシリーズではレベル1で、中学英語レベルでも読めます。

中学レベルの英語で読めるのですが、日常的によく使うけど学校では習わない単語がちらほら出てくるので、単語力が低いと読みにくいかもしれません。
イソップ物語には教訓が含まれているものが多いです。どんな教訓が込められているのかとか、何を言わんとしているのか、ということを読み取るには、英語の読解力が必要になります。

難易度
単語:★☆☆☆☆
文章:★★☆☆☆

実際の文章を読んでみよう!

実際に使われている文章を見てみましょう。
(※日本語訳はケイコが訳しています)

動物がたくさん登場

動物が主役のストーリーがほとんどなので、クマ(bear)、カエル(frog)、ライオン(lion)などたくさんの動物が出てきます。
意外と英語でなんというか知らない動物もたくさん出てくるので、動物のボキャブラリーを増やすことができますよ!

bat  (コウモリ)
stork (コウノトリ)
ass  (ロバ)
crow (カラス)
crane (ツル)
ox (雄牛)
tortoise (カメ)
grasshopper (バッタ)
raven (カラス)

誘うときはask

A fox one day asked a stork to come to dinner.
(キツネはあるときコウノトリに夕飯を食べにくるように誘いました。)

「キツネとコウノトリ」の冒頭分です。

askは「質問する」「尋ねる」という意味ですが、招待する時にも使います。日常的に使える便利な表現です。

I asked Jon to come to my party.
(私はジョンをパーティに誘った。)

教訓が胸に刺さります

Think for yourself and don’t follow the crowd.
(自分できちんと考えて、みんなにただ付いていかないこと)

ある物語の最後に、教訓があえて書かれています。
「みんながそうしているからといって、自分の頭で考えて行動しないと痛い目に会うよ」というメッセージが込められたストーリー。

Think for yourselfは直訳すると「自分のために考える」ということです。つまり自分できちんと考えるということ。

大人になってから読んでも、イソップ物語には「なるほどそうだよなぁ」と考えさせられる話がいっぱいあります。

こんな人におすすめ

・中学生
・読解力をつけたい
・童話好き

■中学生
英語を学んでいる中学生におすすめです。ラダーシリーズのレベル1なので、中学生でも読めます。一話一話が短いので、「一日一話」というスピードで読み進めることもできます。毎日少しでも英語に触れると英語力は着実に付きますので、英語を読む習慣をつけるためにも短編を読むと続けやすいです。一話5分もかからずに読めるものもありますよ。

■読解力をつけたい
イソップ物語(Aesop’s Fables)はストーリーを追いつつ、教訓を理解できて初めて楽しめる作品です。なので、読解力を求められます。
英語の文章を読む時にありがちなのが、ただ文章を目で追っているだけになってしまっていて、内容が頭に入っていない状態で読み進めてしまうことです。読んでるつもりになっているということですね。もし一つの物語を読んで「この話は一体何が言いたかったの?」となったら、内容をきちんと読めていない可能性が高いです。自分の読解力をその場でチェックできます。

■童話好き
童話好きなら外せない一冊です。ほとんどが動物メインなので、子どもの頃読んでいた童話の世界に入り込めます。

挿絵が版画のようになっていて可愛らしいですよ。

一話ずつ着実に単語力と読解力をつけよう

イソップ物語(Aesop’s Fables)は短編が30話収録されています。英文を読みながら単語力を増やしていきましょう。イソップならではの教訓が毎回登場するので、どんな教訓だったのかをきちんと読み取れるまで読むことで読解力もつけましょう。

イソップ物語が好きな方は、グリム童話も楽しめると思います。ラダーシリーズのレベル1なので、読みやすいですよ。レビュー記事を書いているので、ぜひご覧ください。
▶︎グリム童話レビュー記事