洋書多読

多読は意味ない?多読のメリット・デメリットを解説します

洋書を読んで英語力を上げる「多読」という方法があります。

とにかく英文をたくさん読みましょうという勉強法。

「興味はあるけど多読って意味あるの?」

「多読をしているけど、成果を感じない」

私は多読歴10年。いままでさまざまな本を読んできました。

そんな中で感じたメリットとデメリットをご紹介します。

多読は始めてみたけど、成果が目に見えなくて挫折しそうという人もいるでしょう。継続できる多読術もお伝えしますね!

もくじ

・メリット
・デメリット
・継続できる多読術

メリット


多読のメリットをご紹介します。
私が多読を10年続けてこられたのも、メリットがあったからこそ。
オススメポイントは主にコチラです。

1. 自分の英語力を客観視できる
2. 語彙力を上げられる
3. 表現力を上げられる
4. 文法力を鍛えられる

1. 自分の英語力を客観視できる

文章を読むことで、自分がどれだけわかっているのかチェックすることができます。

文法力が低ければ、きちんと物語を追っていくことはできません。
単語力がなければ、何が書いてあるのかさっぱりわからないこともあるでしょう。

文法理解ができないゆえに内容が把握できないのであれば、文法を勉強しなおす必要がありますし、単語力が低すぎて読めないのであれば語彙を強化する必要があります。

「読む」ことと「文章を英語で理解する」という行為により、自分の英語力をはかることができます。

2. 語彙力を上げられる

自分のレベルに合った本を読むと、語彙力を伸ばすことができます。

わからない単語があっても止まらずに読んでいくのが多読のやり方ですが、何度もその単語が出てくると文脈から意味が推測できるようになっていきます。
それを繰り返すことで単語を自然に覚えられるということができちゃうんですね。

単語は単語帳からだけで覚えるものではありません。実際に使用されている文章から学んでいくことができます。

3. 表現力を上げられる

表現力が身に付くのも多読の良いところ。

「こんな風に使うんだ」とか「こういう場面で使えるんだな」ということがわかります。

とくに会話文が多い小説だと、このような発見が多いですね。

書き留めておけば、話すときに使えます!

4. 文法力を鍛えられる

テキストで勉強した理解した文法を、文章を読むことで定着させることが出来ます。
たとえば仮定法。教科書ではIfで~hadで~とあくまでも語順と意味を学ぶことしかできません。
それを本を読むことで「なるほど、こんな風に使うのか」と、実際に使用されている場面に遭遇できます。

これってとても重要なこと。

日本人の多くは、教材から抜け出せない人が多いです。つまり、実際に使われている状況を知らず、テキスト内だけでの勉強で終わってしまう。
これでは使える英語は身に付きません。

ネイティブが実際に読んでいる本を読むことで、ライブ感のある英語に触れることができます。

教材で文法を勉強したら、本を読むことで実際に使われている状況を目の当たりに出来るのが多読勉強法の良いところです。

デメリット


良いことばかりじゃない・・・多読のデメリットをお伝えします。

1. 時間がかかる
2. もともと本を読まない人には向かない
3. 自分に合った本を探すのが大変
4. 一人作業なので孤独

1. 時間がかかる

最初は時間がかかります。1ページ読むのにビックリするくらいに時間がかかることがあります。

私は多読を始めた頃、1ページ読むのに15分かかっていました。しかも文字がびっしり詰まったページではなく、初心者用の小説なのにです。
しかも、1度読んだだけですぐ文章の意味を理解できないこともあったので、2~3回読み返していました。

とにかく時間がかかるため、1冊読み終えたときはグッタリしてましたね。。。本を読むってシンドイ~と嘆いていました。

2. もともと本を読まない人には向かない

日本語でも本を読まない人には向きません。

そもそも本を読まないのに、それを英語で読もうとするとかなりストレスだと思います。
多読は、本を読むのが好きな人向けの勉強法です。

<1. 時間がかかる>で書いたように、慣れるまでは1ページ読むのに時間がかかります。
読み終えてやるという忍耐力もやる気も必要。

日本語でも本を読まない人には、拷問の勉強法になるでしょう。

多読は、本を読むのが好きな人にオススメします。

3. 自分に合った本を探すのが大変

自分のレベルが最初はわからないので、ベストな本を探すのは大変だと思います。
自分のレベルに合った本が、必ずしも読みたい本だとも限らないということもあります。

私も最初は、本選びに苦労しました。
内容が楽しそうでも英語が難しくて断念したり、理解はできるけど読んでいて楽しくなかったり。

探している間に、興味を失くして多読から離れてしまうということはあります。

まったくの初心者の方には、多読ガイドなどで本を探してみるのもいいですね。

4. 一人作業なので孤独

一人で黙々と読む作業なので、孤独です。
それがゆえに、続かない人もいるでしょう。

読んだ本をブログに書いたり、SNSで発信するなどしてモチベーションを保つといいですよ。

多読仲間を作るのもオススメ。読んだ本の内容を話し合ったり、質問したり。
私は学生のときに多読ライバルがいたので、「負けていられない」というのがモチベーションになっていました。

メリットとデメリット まとめ

多読のメリットとデメリットをまとめます。
メリットは英語力を上げられるという点があります。
デメリットは、継続が難しいというところにあると思います。

メリットは、聞く力と話す力以外のスキルを伸ばすことができます。
文法や語彙を、実際使われている文章で体感することができるのが本当に良いところ。

デメリットは、英語面ではなく、ほとんどがモチベーションの面になりますね。
一人でもくもくとする作業なので、継続がしにくいです。

では、継続しにくい多読をどうやって続けていったらよいでしょう。
ヒントをお伝えしますね。

継続できる多読術

Graded readerで一段ずつレベルをあげよう

初心者にはGraded readerをオススメします。
Graded readerとは、英語学習者向けに語彙や文法の難易度を調整して作成された本。

レベル分けされているので、手をつけやすいです。レベルを一段ずつ上げていくという面白さもあります。

試験のための英語長文を勉強したことがある方でも、小説を1冊読みきったことがない人は多いですよね。本を読んだことがない場合、いきなりペーパーバックに手を出すと挫折する危険性があります。

まずは、読みやすいGraded readerから始めてみることをオススメします。

私も最初はGraded readerからスタートしました。
1冊を読み終えたときの達成感と感動は今も覚えています。

↓ラインナップも豊富。楽しそうなタイトルがたくさんあります↓

毎日少しでも読むクセをつけよう

まずは、「英語を読む」という習慣をつけましょう。

習慣化させるには、毎日1ページでもOK。

習慣化させるには、時間を決めたり何かの行動とセットにするといいですよ。

たとえば

夕飯後に1ページ読む
歯を磨いた後に1ページ読む
寝る前に1ページ読む

私は一日15分と決めて、毎日読んでいます。

洋書を読むことを、日常に組み込む意識をしてみてください。そうすることで、継続して読んでいくことができます。

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