本・洋書

【多読初心者】中学英語で読めるスティーブ・ジョブス

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多読におすすめWho wasシリーズからおすすめの一冊をご紹介します。
Who wasシリーズはアメリカの出版社から出されている洋書。子ども向けの伝記などをたくさん出版しています。子ども向けに書かれているので、難しい言い回しや単語は出てきません。Who wasシリーズは、過去の人だけを扱っているだけでなく、現在活躍している人にもフォーカスして出版されています。だから伝記を読んで教養を付けることもできますし、今の情報をキャッチすることもできちゃう。

多読初心者にとてもおすすめのWho wasシリーズから「Who Was Steve Jobs?(スティーブ・ジョブス)」をご紹介します。ちなみにこちら、アマゾンのWho wasシリーズで売り上げ一位でございます!(2020年5月)
読むっきゃない!

英語の難易度

易しい英語で書かれているだけでなく、とても読みやすいです。文章が良い。良い文章は、読み手に心地いいリズムを作ってくれますが、本書はまさにそう。
英語を読むことに慣れていない方にもぜひ読んでほしいです。

難易度
単語:★☆☆☆☆
文章:★★☆☆☆

実際の文章を読んでみよう!

実際に使われている文章を見てみましょう。
(※日本語訳はケイコが訳しています)

アップルの始まり

Steve and his friend Steve Wozniak started Apple Computers in the Jobses’ garage.
(スティーブと友達のスティーブ・ウォズニアックは、スティーブのガレージでアップルをはじめました。)

「起業した」「ビジネスを始めた」「立ち上げた」はシンプルにstartで言い表せます。
「ガレージで始める」ってところが、アメリカっぽいですよね。

最先端

In 1972, it was cutting edge!
(1972年では、それは最先端だったのです!)

アタリというゲーム会社から発売されたポンというゲームが出てくるのですが、当時は最先端の技術だったという説明がされています。
最先端はcutting edge

小説やニュースなどによく出てくる表現なので、覚えておくといいですよ。

ジョブスの給料

He gave himself a salary of one dollar per year.
(ジョブスは自分の給料を一年間で1ドルとしていました。)

ジョブスがアップルに戻った時のトップとしての給料を、1年間で1ドルと自ら決めたのです。
perは「〜につき」「〜ごとに」という意味です。会話でよく出てくる便利な表現です。

per year 一年につき
per month 一ヶ月ごとに
per second 1秒ごとに

こんな人におすすめ

・ビジネスパーソン
・Macユーザー
・テック好き

■ビジネスパーソン
本書は、ビジネス書ではないですし、自己啓発本でもないのですが常に新しいことに取り組む姿勢を崩さないジョブスの生き方に、触発されることがあるかもしれません。
読了後に気分が良くなる一冊です。

■Macユーザー
Macの歩んだ歴史やジョブスの考えを知ると、さらにMac製品が好きになるかもしれません。

■テック好き
シリコンバレーの記述があったり、当時の最先端技術が出てくるので、テック好きにはワクワクするような内容が詰まっています。

元気がもらえる!

私は「Who Was Steve Jobs?(スティーブ・ジョブス)」を読んで元気をもらいました。
スティーブ・ジョブスは世の中を変えた偉大な人物ですが、その人生は決して順調ではなかったのです。山あり谷ありのジョブスの人生をなぞっていると「ジョブスでさえ大変な時があったのか、私も頑張ろう」と勇気を与えられました。

文章はとても読みやすいので、多読初心者の方に自信を持っておすすめできる一冊です。