イギリス好きなら読むべき一冊 「僕はイエローでホワイトで、ちょっとブルー」

こんにちは、ケイコです!
今回は、イギリスのリアルがわかる「僕はイエローでホワイトで、ちょっとブルー」をご紹介します。

英語を勉強していてイギリスに興味がある方や、イギリスに行きたい方、留学を考えている人には必読の一冊です。

本書は今(2020年)、本屋にも平積みされている話題の本。明るい黄色のカバーを見たことがある方も多いかもしれません。

著者のブレイディみかこさんは、イギリスのブライトンに住み、アイルランド人の旦那と息子の3人で暮らしています。
「僕はイエローでホワイトで、ちょっとブルー」は、息子さんの学校生活を通して、イギリスの社会を映し出しているノンフィクション。

イギリスで起きている、格差、貧困、アイデンティティ、教育、差別、ジェンダーを手に取るように感じ取ることができます。

イギリスのリアルがわかる!

私は本書を読みながら「なまなましいな〜」と、読む手が止まらなかったです。

何がなまなましかったのか。

それは本の中に、いま生きている人たちの息づかいが聞こえるようだったからです。

貧困から出てくる教育格差。
移民から発生するレイシズム。
多様性が生み出すしんどさ。

どれも特別なことではなく、道端に転がっている石ころのようにどこにでも存在する。
東洋の風貌で日本に住んでいると経験すらしないことが、イギリスのブライトンという地域では起きています。

本書に書かれているのは、息子の学校生活を通して、ブレイディみかこさんが実際に体験していること。
だからドロッとしていて、切れ味がよくて、ドキュメンタリー番組を見ているかのようなリアルがあります。

ブレイディみかこさんの息子の賢さにも惹かれます。

息子は、日本人とアイルランド人との間に生まれました。そんな息子がイギリスの白人労働者階級の多い学校で、クラスメイトとイベントや学習を通して、様々なことにぶつかります。そして、息子は事実や感情などをきちんと整理して母親と話をする。

この話ぶりが、すごく大人っぽいんです。

きちんと考えている。思考している。

感情だけで行動するのではなく、全体像を俯瞰している。

読んでいくうちに、彼の成長を見守る親のような気持ちにもなります。

英語の勉強の息抜きに、イギリスのことを知ろう

本書はイギリスの一部分の出来事ではありますが、それは私たちが生きている世界そのもの。日本にいると経験しないようなことも多いですし、そもそも想像すら難しいことが、日常の当たり前のこととして存在しています。

本書を読むと、世の中の見方や考え方が変わるかもしれません。息子のように色々と思考を巡らせるかもしれません。本を読みながら考える時間は貴重な財産となるでしょう。

イギリスの興味がある方は、楽しめること間違いなし!ぜひ読んでみてください。