ラダーシリーズ・レベル1の『アインシュタイン・ストーリー(The Albert Einstein Story)』をご紹介します。
2歳まで言葉を発しなかったり、学校では落ちこぼれだったアインシュタイン。
しかし彼は光・時間・磁力とは何かと常に考え続ける人でした。
そして考え続けたアインシュタインは相対性理論やE=mc2を提唱します。
相対性理論やE=mc2がやさしい英語で簡潔に説明がされているので、物理や科学に興味がなくても楽しむことができます。相対性理論を英語で理解できるなんてすごいと思いませんか。
英語を学ぶのではなく、英語で学ぶを体験できる『アインシュタイン・ストーリー』をご紹介します!
英語の難易度 TOEIC300・英検4級
『アインシュタイン・ストーリー』はラダーシリーズではレベル1で、中学英語レベルで読めます。(→ラダーシリーズ紹介記事)
単語 | ★☆☆☆☆ |
文章 | ★☆☆☆☆ |
ストーリー | ★☆☆☆☆ |
※レベルは目安です
本書は、レベル1の中ではちょっと難易度高め。私はレベル2くらいの難易度があるように感じました。
文法は中学レベルで構成されていますが、単語が難しいんですよね。
例えば、Euclid(ユークリッド原論)や、quantum physics(量子物理学)といった用語が出てきます。
Euclid ユークリッド原論
quantum physics 量子物理学
energy and matter エネルギーと質量
molecules 微粒子
単語が難しいと文章全体を難しく感じてしまうかもしれません。
実際の文章をみてみよう!
実際に出てくる英文を見てみましょう。3つピックアップしました。(※カッコ内の日本語訳はブログ著者が訳しています。)
Today, many people believe that Einstein was not a good student, and there is a famous story that he once failed math.
(こんにちでは多くの人がアインシュタインが優秀な生徒ではなかったということを知っています。数学で赤点をとったという有名なエピソードがあります。)
アインシュタインは学校において優秀な生徒ではありませんでした。
先生から「コイツは人生において成功することはない」と言われたり、退学になったり。
アインシュタインのエピソードを知ると、学校の成績だけがすべてではないということがわかりますね。
fail 落ちる
math 数学
E=mc2とは、つまり?
E=mc2 sounds very difficult, but it is actually easy to understand. It means that energy and matter are the same thing.
(E=mc2は難しそうに聞こえますが、実際はわかりやすいんです。エネルギーと物質は同じであるということです。)
アインシュタインいったらやはりE=mc2の公式ですよね。
sound 〜のように思える、聞こえる
actually 実際は
energy エネルギー
matter 物質
Milevaと離婚
Things became so bad that one day Einstein gave Mileva a list. It was all the things that she had to do if she wanted to stay married to him!
(アインシュタインとミレヴァの関係性はどんどん悪くなり、ある日アインシュタインはミレヴァにリストを渡しました。もし結婚生活を続けたいのであれば妻としてやらなければいけないことが書かれていました。)
妻のミレヴァも優秀な科学者でしたが、二人の関係性は悪くなっていきます。
アインシュタインは自分の関心ごとを優先させるあまり家庭を大切にするタイプではなかったようです。
それにしても「これができなきゃ離婚だ!」とやらなきゃいけないリストを渡すなんて、ひどいですね!
stay married 結婚生活を続ける
単語リストがついてるから、辞書を引くことなく読める!
「アインシュタイン・ストーリー」は、物理に関連した単語が出てきます。
普段使用しないような単語や専門用語が出てくるので、単語の意味がわからずストレスを感じやすいかもしれません。
しかしラダーシリーズでは単語リストがついているので、辞書がなくても単語の意味を確認しながら読むことができます。
「どんな意味かな?」と思ったら、単語リストをチェックしましょう。
多読は「辞書を引かずに読み進める」という方法が推奨されていますが、専門用語を無理して推測しながら読む必要はありません。無理して読むとストレスになってしまい、読む気がなくなってしまうこともあります。
わからない単語が出てきたら、冒頭にある目録を見ながら読み進めるのがコツです。
【NEXT STEP!】次はこの本にチャレンジ!
アインシュタインに興味のある方は、児童書『Who Was Albert Einstein?』でちょっと深掘りするのもよし、ラダーシリーズのレベル1『エジソン』と『ガンジー』で伝記を楽しむのもおすすめです。
アメリカ児童書『Who Was Albert Einstein?』
こちらはアメリカの児童書Who was シリーズです。ラダーシリーズよりページ数が多いため、もっとアインシュタインについて学びたい方におすすめ。
▶︎Who wasシリーズ『Who Was Albert Einstein?』レビュー記事
トーマス・エジソン
マハトマ・ガンジー
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