みなさん、こんにちは!多読が大好きなケイコです。
今回は、中学英語から読めるラダーシリーズ・レベル1の「手袋を買いに(Buying some gloves)」をご紹介します。
「手袋を買いに」は多読の初めの一歩にとってもオススメです。多読の入門書として最適!読みやすく、短編なので手に取りやすいです。
英語の難易度
「手袋を買いに」はラダーシリーズのレベル1で、中学英語レベルで読むことができます。
単語も文章も易しいので、英語で物語を読んだことがない人にぴったり。
まさに、多読入門書としてとてもおすすめの本です。
この一冊から、多読の旅を始めましょう!
難易度
単語:★☆☆☆☆
文章:★☆☆☆☆
辞書いらずで読める!
ラダーシリーズの「手袋を買いに」は、非常に易しい英語で書かれています。
中学2年生くらいから読むことが出来まますよ。
まだ英語で本を一冊読みきったことがない方や、英文を読むことに慣れていない方に最適な一冊です。
多読をスタートさせるときには、レベルに注意することが必要。あまりにも難しい内容を選んでしまうと挫折する可能性が高いです。
多読初心者の場合、自分の英語レベルより少し低いものを選ぶと読み進めることができますし、読んでいるときのストレスがありません。
56ページと短いのがポイント。初心者でも途中で投げ出すことなく読み切れる分量です。
挿絵もあるので描写がしやすいので、情景をイメージしながら楽しむことができるでしょう。
多読初心者であれば5日くらいで読み終えることを目標にするとよいですね。
レベルの低いものからスタートして、読了したという履歴を作るのにおすすめの一冊です。
考えさせられる童話を英語で
「手袋を買いに」は、全体的に優しい印象の物語。
キツネが主人公。子キツネにとって始めての冬がやってきます。雪の冷たさで両手が赤くなってしまった子キツネ。母キツネは、人間の住む町に手袋を買いにいこうとします。
でも過去に人間との恐ろしい出来事を思い出し、子キツネだけに町に行かせることにします。子キツネは無事に手袋を買いに行きますが。。。。
最後に「人間ってほんとうにいいものかしら」という母キツネの自問自答。
この母キツネのセリフに考えさせられるんですよね。
英語で物語を読むだけでなく、「考えさせられる」という読書の醍醐味を味わえる一冊です。
ラダーシリーズの「手袋を買いに」は、洋書の入門書として質が非常に高いです。
ラダーシリーズには、新美南吉の「ごんぎつね」もあり、こちらも非常に読みやすく、多読初心者におすすめです。
レビュー記事を書いていますので、ご覧ください。
▶︎「ごんぎつね」レビュー記事