みなさん、こんにちは!多読が大好きなケイコです。
今回は、ラダーシリーズ・レベル1の「アインシュタイン・ストーリー(The Albert Einstein Story)」をご紹介します。
本書ではアインシュタインが歩んだ道のりをたどれるのはもちろん、相対性理論が英語でわかっちゃうんです!相対性理論を英語で理解できるなんて、すごいと思いませんか?
「アインシュタイン・ストーリー」を読み終えたら、自分の知識レベルがワンランクアップした気分になります。この高揚感は洋書を読了した時にこそ味わえるもの。そして、次の本を読んでみようという多読継続のモチベーションにもなります。
知的好奇心の高い方に最適な一冊です。
英語の難易度
「アインシュタイン・ストーリー」はラダーシリーズではレベル1で、中学英語レベルで読めます。
しかし本書は、レベル1の中ではちょっと難易度高め。文法は中学レベルで構成されていますが、単語が難しいです。例えば、Euclid(ユークリッド原論)や、quantum physics(量子物理学)といった用語が出てきます。
難易度
単語:★★☆☆☆
文章:★☆☆☆☆
単語リストがついてるから、辞書を引くことなく読める!
「アインシュタイン・ストーリー」は、物理に関連した単語がごろごろと出てきます。
例えばこんな感じ。
Euclid ユークリッド原論
quantum physics 量子物理学
energy and matter エネルギーと質量
molecules 微粒子
普段使用しないような単語や専門用語が出てくるので、単語の意味がわからずストレスを感じやすいかもしれません。
しかしラダーシリーズでは単語リストがついているので、辞書がなくても単語の意味を確認しながら読むことができます。
「どんな意味かな?」と思ったら、単語リストをチェックしましょう。
多読は「辞書を引かずに読み進める」という方法が推奨されていますが、専門用語を無理して推測しながら読む必要はありません。無理して読むとストレスになってしまい、読む気がなくなってしまうこともあります。
わからない単語が出てきたら、冒頭にある目録を見ながら読み進めるのがコツです。
英語力も知的レベルもUP!
アインシュタインといえば相対性理論。「アインシュタイン・ストーリー」では、相対性理論の説明が簡潔にされています。
「相対性理論って難しそう。ましてや英語で読むなんて」と尻込みしてしまう人もいるかもしれません。私はその一人でした。
でも、読んでみるとスラスラ頭の中に入っていくので驚き!中学レベルの英語を使いながら、わかりやすくシンプルに書かれています。だから相対性理論が何か全くわからない人や、物理に苦手意識がある人でも大丈夫!
相対性理論を英語で理解できたら、英語力も知識もワンステップ上がります。
「難しそう!」と思った人にこそ読んでほしいです。平易な英語で説明されているので、意外に読めてしまいますよ。
英語を学ぶことに加えて、英語で何かを学ぶという体験ができる貴重な一冊です。
どうせなら英語力だけをアップするだけでなく、知識も増やせたら一石二鳥ですよね。「アインシュタイン・ストーリー」は知的好奇心の高い方に最適です。
アインシュタインに興味のある方は、「エジソン・ストーリー」もオススメ。こちらもラダーシリーズのレベル1です。
紹介記事を書いているのでぜひご覧ください。
▶︎エジソン伝記のレビュー記事