ステップ・リーディング

【多読初心者】日本昔話を英語で読む!桃太郎・鶴の恩返しetc

中学英語から読めるラダーシリーズ・レベル1の「日本昔話1(Long-ago Stories of Japan)」をご紹介します。

昔話って今も昔もずっと読み継がれてきて、愛されている物語がいっぱいありますよね。

「日本の昔話ならなじみがあるし、そもそも子ども向けの内容なので英訳された本でも難しくないはず」と思って読んでみたら、非常に読みやすい。

多読をスタートしてみたい方や、多読を始めたばかりの方にオススメです。

ラダーシリーズの「日本昔話1」には、5つのお話が載っています。ラインナップはこちら。

・桃太郎
・鶴の恩返し
・かちかち山
・花咲か爺さん
・一寸法師

超定番が集結しています!

英語の難易度

「日本昔話1」はラダーシリーズのレベル1で、中学英語レベルで読むことができます。

どの物語も、ストーリーそのものが複雑ではないので非常に読みやすい。

単語そのものは難しくないけど、学校では習わない日常単語がこの本ではたくさん出てきます。

なのでボキャブラリーを増やすことができますよ。

多読は、読みながら語彙力を増やすことができるのがメリット。特に、この日本昔話はおすすめです!

難易度
単語:★☆☆☆☆
文章:★☆☆☆☆

一話が短いので初心者も読了できる!

まだ英語を読むことに慣れていない方にとって、英文を読むってかなり大変なことなんですよね。

一見やさしそうに見える英文でも、読み進めようと思うと予想以上に時間がかかってしまうなんてことも。

私は多読を始めたとき、1ページを読むのに15分かかっていました。

一文一文を理解して、書かれていることをイメージしながら読むのにとても時間がいりました。

最初はとてもしんどかったです。

英語で本を読むって自分が思っている以上に時間がかかったりするので、英語を読むこと自体がつらくなって初期の段階で多読をやめてしまう人は多いんです。

だから最初に選ぶ本は、出来るだけ短いものが良いです。

「日本昔話1」は、一話が長くありません。実はこれ、多読初心者にはとても良い条件なんです。

もうすでに話の内容を知っている物語がほとんどだと思いますので、内容理解に苦しむ事は少ないはず。そして、長すぎないのでちゃんと読みきることができる

英語の本は一冊も読んだことがないという方にこそ、おすすめしたい本です。

おすすめの読み方:一日一話読もう

ここでは私がおすすめする読み方を、ご紹介します。

それは、一日に一話読むこと。

この難易度で一日一話を毎日読み進めると、かなり良いペースで読めると思います。また、洋書を読む訓練になります。

一日一話のペースで読む。

5話収録されているので、5日間連続で読んでみましょう。読了した感動に加えて、さらに読みたいというモチベーションが生まれますよ。

ラダーシリーズではレベル1に日本昔話が、他に2冊出ています。一日一話を続けて読んでいくと読書習慣をつけることもできますよ。

■日本昔話1
定番の昔話を英語で楽しみましょう!

■日本昔話2
「金太郎」「浦島太郎」など、14話が入っています!
レビュー記事はコチラ

 

■日本昔話3
「一休さん」「おむすびころりん」をはじめ、13話が楽しめる!
レビュー記事はコチラ

短編を読むのは、多読初心者にうってつけ。毎回「読了した」という感覚があると継続しやすいです。ラダーシリーズの日本昔話は、多読スタートにはちょうどいいボリュームですね。

難しくないですし楽しめるので、多読ライフを始めたい方にぜひ手に取ってほしい一冊です。