こんにちは!英語で人生を豊かにしているケイトです。
今回は、「ラスコー洞窟の発見」について書かれた英語の児童書『Discovery in the Cave』をご紹介します。
ラスコー洞窟とは、クロマニョン人が描いたとされる歴史的にも重要な壁画で、フランスにある洞窟のこと。
洞窟の壁に牛などの動物の絵が描かれていて、歴史の教科書に載っているので、覚えているかもしれませんね。
本書は児童書で、中学3年生から読めるレベルです。歴史好き・旅行好きなら、ラスコー洞窟がどのようにして発見されたかの背景を知ることができて面白いですよ。
教養力とともに、英語も身に付けられる一冊です。
英語の難易度
児童書なので難しい表現は多くありません。
中学3年生から読むことができますが、難しめの単語がたまに出てきます。
tumnle(転落する)
boulder(丸石)
limestone(石灰岩)
難しい単語の数は、多くないので安心してください。
本書は全部で48ページ。1日で読み切ることもできちゃう分量です。
全部で4章あるので、一日1章づつ読むのを4日間続けて多読習慣をつけるのもおすすめの読み方です。
難易度
単語:★☆☆☆☆
文章:★☆☆☆☆
歴史好き・旅行好きなら100%楽しめる
ラスコー洞窟は、フランスに住む Marcel君と、ペットの犬Robot(かわいい名前ですね!)によって偶然発見されました。
Marcel君は友達3人を連れて、不思議な穴の中に入っていくのですが、そこにはみたことのない光景が。。。
本書には、発見された当時の様子が描かれていて臨場感があり面白いです。
挿絵がふんだんに使われているので、洞窟のなかに迷い込んだかのように読み進めることができますよ。
アメリカの児童書なので、実際にアメリカの子供たちが読んでいる本です。そのため表現はイキイキとしており、使われている単語は全部覚えたくなっちゃいます。
歴史好きなら読んで欲しいですね。児童書なので、書かれているのはあくまでも全体像。専門的な内容ではないので、ラスコー洞窟のことをよく知っているなら物足りなさを感じることはあるかもしれません。
旅行好きにも楽しめますよ。わたしは旅行が好きなので、Google Mapで「行かなきゃリスト」に保存しました。いま洞窟は保存のために閉鎖されていて実物の見学はできないのですが、「ラスコー国際洞窟壁画センター」という施設で壁画のレプリカが見れるんです。
現在(2020年12月)はコロナの影響で旅行は難しいですが、これから海外旅行ができるようになったらぜひ訪れたい場所です。妄想旅行ができるのも多読の楽しみの一つです。
英語+教養力が身につく
多読では英語力が上がるのはもちろん、知識も身に付けられます。
英語で何かを学ぼうと思うと、上級レベルの英語が必要だと思いますよね。
でもアメリカの児童書なら、中学レベルの英語力でも、さまざまなジャンルの本を読めるんです。
本書のような児童書でも、十分に知見を広げることができるんですよね。
そうなんです。英語を学びながらいろんな知識をつけられるなんて、素敵なことだと思いませんか?
だからわたしは、多読をやめられません。多読歴は10年以上になりましたが、これからもずっと続けていきたいですね。
多読をすると英語力は上がるし知識も広がって、いいことづくめ!まずは気になったジャンルから始めると良いですよ。
『Discovery in the Cave』は冒険記を読んでいるかのようなワクワク感があります。ぜひ読んでみてください!
それでは!