タンタンの冒険から『The Castafiore Emerald』(邦題『カスタフィオーレ夫人の宝石』)をご紹介します。
今回もドタバタ劇が広げられてて面白い!
『The Castafiore Emerald』はカスタフィオーレというオペラ歌手が出てきます。
ハドック船長の家にカスタフィオーレ夫人が遊びにきます。
カスタフィオーレ夫人がなかなかキャラが濃い!カスタフィオーレはハドック船長を慕っているのですが、ハドック船長の名前が覚えられないという。。。
毎回違う名前で呼んでいるので要チェック!
カスタフィオーレのファッションも注目!全ページカラーなので、絵も楽しめます。
英語のレベルと難易度
英語はTOEIC500、英検2級から読めます。
英語のレベルはそんなに難しくはないですが、独特の表現があるのでそれに慣れる必要があります。
漫画なので情景を絵が助けてくれるので、とても読みやすいです。
英語を学習している小学生にもおすすめですね。
難易度★☆☆☆☆
実際の英語を見てみよう
You’re pulling my leg!(俺のこと、からかってるだろ!)
日本語と英語で意味が全く異なる表現をご紹介します。
You’re pulling my leg!(俺のこと、からかってるだろ!)
ハドック船長が驚きながらいうセリフ。
日本語だと「足を引っ張る」とは人の邪魔をする、成功の妨げをするという慣用句ですよね。
英語だと「からかう」「だます」という意味になります。
この場合legは、legsと複数形にならないので気をつけてください。
A: I won $1,000 lottery!(1,000ドル宝くじで当たった〜!)
B: You are pulling my leg!(ウソでしょ?)
What do you make of it?(これどう思う?)
ぱっと聞いただけでは意味がわかりにくいフレーズですね。
What do you make of it?(これどう思う?)
「これどう思う?」「どんな風に解釈する?」「どんな風に理解する?」という意味です。
ある状況に対して、「あなたならどのように考える?」と聞きたいときに使えます。
A: What do you make of this?(この状況どう思う?)
B: I guess it’s bad.(ヤバイと思うよ。)
We’ll put you in the picture.(詳しく説明するよ。)
こちらも想像力を働かせないと理解しにくい表現です。
We’ll put you in the picture.(詳しく説明するよ。)
タンタンが詳しい状況説明をする前に、言っているセリフです。
pictureとは全体像のことを指しているんですね。
相手を全体像の中に入れるとイメージしてみてください。そこから「詳しく説明するよ」と表現できるわけです。
A: I don’t understand what’s going on.(何が起きているのかさっぱりわからないよ。)
B: I’ll put you in the picture so don’t worry.(ちゃんと説明するから、心配しないで。)
こんな人におすすめ
・多読中。漫画で気分転換したい
・歴史が好き
・中学英語を勉強し終えた
・タンタンが好き
・冒険推理小説が好き
多読を楽しく続けるには、楽しい本を選ぶ必要があります。
タンタンは、遊び心が満載で読んでいて飽きません。基本的にドタバタ劇なので愉快。でもその中にミステリアスな出来事が起きるので、ハラハラドキドキ感もあります。
漫画なので、肩肘張らずに読むことができますよ。
絵が可愛らしいので、絵を楽しみながらストーリーを追っていくこともできます。
タンタンは日本ではあまり馴染みのないアニメかもしれませんが、多読にはとてもおすすめですよ!
ぜひ読んでみてください。