オックスフォード・ブックワームスのステージ1の『Sherlock Holmes: Two Plays』をご紹介します。
“The Red-Headed League”と“The Three Students”の2つの話を読むことができます。
これだけの証拠しかないのにどうやって真実を見抜くの?とドキドキしながら読めるのがシャーロック・ホームズの魅力。
会話文で進むため、文章を読むのに慣れていない方や日常会話も楽しみたい方にピッタリの一冊です。
『Sherlock Holmes: Two Plays』をご紹介します!
レベルと難易度 英検3級・TOEIC450
本書はオックスフォード・ブックワームスという英語学習者用に英語のレベルが編集されている洋書です。
オックスフォード・ブックワームスはレベルが7つに分けられていて、『Sherlock Holmes: Two Plays』は、Stage1のやさしいレベルです。ワード数は5,795。
文法は現在形、現在進行形、過去形が出てきます。(→オックスフォード・ブックワームス紹介記事)
単語 | ★☆☆☆☆ |
文章 | ★☆☆☆☆ |
ストーリー | ★☆☆☆☆ |
ワード数 | 5,795 |
※レベルは目安です
【単語】
中学で学ぶ基本単語で構成されています。
巻末に単語集がついているので、辞書なしでもOK!
【文章】
現在形、現在進行形、過去形が出てきます。
過去形まで勉強していればチャレンジできますよ。
【ストーリー】
挿絵が多く会話文がメインのため、ドラマを見ているかのように読むことができます。
実際の文章をみてみよう!
実際に出てくる英文を見てみましょう。3つピックアップしました。(※カッコ内の日本語訳はブログ著者が訳しています。)
1. コートから相手を見抜く
HOLMES He does a lot of writing, Watson. Do you see?
WILSON Oh! How did you know that, Mr.Holmes?
(ホームズ:ウィルソンさんはよく書き物をするね、ワトソン君。わかるだろう?
ウィルソン:ええ!ホームズさん、なぜわかったんですか?)
相手をよく観察しているホームズ。ウィルソンという依頼主の着ているコートから、その人が書き物をすることを鋭く見抜きます。
脚本のように誰が話しているか名前が書かれていて、会話文でストーリーが進みます。
2. ジョン・クレイを捕まえることはできるのか
JONES Hello, Doctor. We meet again. I’m here because I want to catch John Clay. He’s a killer and a thief, one of the worst men in London. It isn’t going to be easy to catch him, because he’s very clever.
(ジョーンズ こんにちは、ワトソンさん。またお会いしましたね。私がここにいるのはジョン・クレイを捕まえたいからです。奴は殺人犯かつ窃盗犯で、ロンドンで一番の悪党です。捕まえるのは簡単じゃありませんよ。かなり賢いですからね。)
ジョン・クレイを捕まえるためにホームズは探偵をしています。
killerとthiefの前には“a”がつきます。日本人にとって定冠詞は理解しにくいですが、多読をしていると“a”や“the”の使い方がわかっていきますよ。
killer 殺人者
thief 窃盗犯
clever 賢い
3. ホームズの自信
I’m going to take the pieces of pencil and the mud with me. Don’t worry. I’m going to come back tomorrow morning with the answer.
(鉛筆の削りかすと泥を持っていきますね。心配はご無用。明日の朝には犯人の名前と共に戻ってきますよ。)
鉛筆の削りかすと泥という頼りない証拠とともにホームズは現場を引き上げます。
“I’m going to come back tomorrow morning with the answer.”と言っているので既に自信があることがわかります。
I’m going to は確固たる未来について語るときに使います。
pencil 鉛筆
mud 泥
【NEXT STEP!】次はこの本にチャレンジ!
オックスフォード・ブックワームズには他にもシャーロックホームズのシリーズがありますよ!
Sherlock Holmes and the Sport of Kings
Sherlock Holmes and the Duke’s Son
Sherlock Holmes Short Stories
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