児童書

容姿にコンプレックスある?エレノア・ルーズベルトが内面を磨く大切さを教えてくれる

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アメリカ児童書『Who Was Eleanor Roosevelt?』をご紹介します。

人は見た目ではなく「行動」で評価されると、フランクリン・ルーズベルトの妻エレノアが教えてくれます。

容姿に悩んでたエレノア・ルーズベルト

アメリカ大恐慌の時代に、フランクリン・ルーズベルトが大統領に就任します。

英タツ
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エレノアは、フランクリン・ルーズベルト大統領の妻だよ!

エレノアは12年間、大統領である夫フランクリンを支えてきました。この期間は歴代ファーストレディの一位を誇ります。

それだけでなく、政治活動に積極的に関わった初のファーストレディでもありました。それまでのファーストレディのイメージをガラリと変えた人物なのです。

しかしそんなエレノアは、容姿コンプレックスを抱えていました。いわゆるブサイクだったのです。

エレノアの母親はかわいくない我が子を“granny(おばあちゃん)”と呼ぶほど。ひどいですよね。。。

しかし賢いエレノアは、聡明な女性へと生まれ変わっていきます。

黒人差別撤廃や子供と女性の地位向上に向けて活動を行い、国民から多くの支持を受けました。

ブサイクであることは消極的になる理由にはなりません。聡明さと行動力があれば、見た目に関係なく活躍できることをエレノアが教えてくれます。

レベルと難易度 – 英語ネイティブの児童向け

本書は英語ネイティブの8〜12歳が対象です。

英タツ
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英検2級、TOEIC550からチャレンジできるね
単語 ★★☆☆☆
文章 ★★☆☆☆
ストーリー ★★☆☆☆

(※レベルは目安です)

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実際の文章をみてみよう!

フランクリン(左)とエレノア(右)と子どもたち

実際に出てくる英文を見てみましょう。3つピックアップしました。(※カッコ内の日本語訳はブログ著者が訳しています。)

母親の愛情は受けられず・・・

Eleanor’s mother, however, was a colder parent. She did not hug Eleanor or play with her. She called Eleanor “Granny” because Eleanor was such a quiet, serious little girl. Eleanor said that when she heard herself called Granny, she wanted to sink through the floor.
(エレノアの母親は、一方で、冷たい親でした。エレノアのことを「おばあちゃん」と呼んでいたのです。エレノアはおとなしく真面目だったからです。エレノアはおばあちゃんと呼ばれるたびに穴があったら入りたい気分になったと言っています。)

エレノアは父親からは愛情を注がれますが、見た目が美しくなかったため母親から愛されませんでした。

我が子を「おばあちゃん」と呼んでい他のです。

ちなみに母親はめちゃくちゃ美人だったようです。

母親はジフテリアに感染し、エレノアが8歳のときに他界します。

granny おばあちゃん
sink through the floor 床に沈み込む(穴があったら入りたい)

夫フランクリンの目となり耳となる

It was difficult for Franklin to get around, so Eleanor became his eyes and ears. She toured prisons, hospitals, and homes for orphans and the mentally ill. She told Franklin about what she saw.(フランクリンが動くのが困難になったため、エレノアが夫の目となり耳となりました。刑務所、病院、孤児院、精神病施設を訪れます。目にしたことを夫に伝えたのです。)

ポリオに感染し足が不自由になった夫フランクリンに代わり、エレノアが行動します。

orphan 孤児

大統領と二人三脚

Some people admired her for this, but others did not. In fact, some Southern leaders asked Franklin if he could stop his wife. He laughed and said no-Eleanor had her own opinions.
(エレノアの活動を賞賛する人がいる一方でそうでない人もいました。実際に南部のリーダーたちはフランクリンにエレノアを止めさせるように言っていました。フランクリンは笑って首を横に振りました「エレノアには自身の考えがあるんだよ」)

エレノアは黒人の人権を守る活動を積極的にしていました。

まだ差別があった時代、エレノアの活動をよく思わない人たちもいたんですね。

しかし大統領のフランクリンはエレノアの活動を支えていました。

エレノアと大統領は二人三脚で歩みお互いをサポートしあっていました。

【NEXT STEP!】次はこの本にチャレンジ!

エレノア・ルーズベルトが生き抜いた時代や交流のあった人物について読むと理解が深まりますよ!

夫のフランクリン・ルーズベルト

夫のフランクリン・ルーズベルト。アメリカ大統領の人気ランキングで上位にランクインし続ける人気が高い大統領です。エレノアは、ポリオに感染し歩けなくなった夫フランクリンを支え続けました。

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