アメリカの児童書『Who Are Venus and Serena Williams?(ウィリアムズ姉妹ってだれ?)』をご紹介します。
女子テニス界に旋風を巻き起こしたウィリアムズ姉妹。
決して恵まれない環境からのスタートでしたが父親が素人ながらテニスを教え、誰にも真似できないパワフルなプレーでテニス界に名を馳せます。
アフリカ系アメリカ人で、差別という困難も立ちはだかります。
選手としてだけでなく、アパレルや女性の地位向上などの活動にも力を入れるウィリアムズ姉妹。
とどまることを知らないビーナスとセリーナは今も活動を続けています。
読んでいて元気になれる『Who Are Venus and Serena Williams?』をご紹介します!
レベルと難易度 – 英語ネイティブの児童向け
本書は英語ネイティブの8〜12歳が対象です。
単語 | ★★☆☆☆ |
文章 | ★★☆☆☆ |
ストーリー | ★★☆☆☆ |
(※レベルは目安です)
実際の文章をみてみよう!
実際に出てくる英文を見てみましょう。3つピックアップしました。(※カッコ内の日本語訳はブログ著者が訳しています。)
オンボロのテニスコートで練習
The courts where they played in Compton were cracked concrete. Weeds and grass often grew up in the cracks, and broken glass littered the corners.
(姉妹がコンプトンで練習していたコートは、ひび割れたコンクリートでした。雑草がコンクリートの割れ目から生えていたり、コートの隅にはガラスの破片が散らばっていました。)
ウィリアムズ姉妹が練習していたコートは、安心してテニスが練習できるような場所ではありませんでした。
またコンプトンは治安が悪く、銃声もよく耳にしていたそうです。
cracked ひび割れた、亀裂の入った
weed 雑草
littered 散らかった
メイシーコーチにつく
Once in Florida, where they moved into a rented house, the girls practiced “six hours a day, six days a week for four years,” said Macci. The girls hit hundreds of serves every day.
(フロリダに引っ越すと、ウィリアムズ一家は家を借りました。そして姉妹は「一日6時間、週6日を4年間続けた」とコーチのメイシーは言いました。姉妹は何百ものサーブを毎日打ちました。)
メイシーコーチの目に留まったウィリアムズ姉妹は、メイシーコーチの指導を受けることになります。
毎日6時間を週6日練習するなんて、プロを目指す世界は半端ないですね!
テニスの多様性を広める
The United States Tennis Association (USTA) reports that many more African American and Hispanic children have started playing the game since the Williams sisters became famous.
(全米テニス協会(USTA)はウィリアムズ姉妹が有名になってからより多くのアフリカ系ヒスパニック系のアメリカ人の子供たちがテニスを始めたと発表しています。)
ウィリアムズ姉妹の存在はテニス界に大きな影響を与えます。
African American アフリカ系アメリカ人
Hispanic ヒスパニック(中南米)系アメリカ人
famous 有名
【NEXT STEP!】次はこの本にチャレンジ!
ウィリアムズ姉妹と関係のある本を一緒に読むと理解が深まりますよ!
夏季五輪ってなに?
ウィリアムズ姉妹はオリンピックでもメダルを獲得しています。
ジーザスって誰?
ウィリアムズ姉妹の母親は信心深い人でした。エホバの証人というキリスト教の宗教団体に所属していました。
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