みなさんタンタンをご存知ですか?
日本ではあまりメジャーなアニメではないですが、絵を見たら「あ〜知ってる!」という人はいるかもしれませんね。
タンタンの本って、とってもレトロで素敵なんです。
私はタンタンの本をシンガポールのタンタンショップで見つけて、虜になってしまいました!
タンタンが世に出たのは1930年。漫画そのものは古いので、時代を感じる絵です。
原作はフランス語。80カ国以上で翻訳をされていて、この記事でご紹介するのは英語の翻訳本です。
子どもから大人まで楽しめて、英語の勉強にもなる。それ以前にタンタンの世界観が可愛らしくて、引き込まれてしまいます。ぜひみなさんに知って欲しいのでご紹介します!
シンガポールで購入したタンタンの『DESTINATION MOON』(邦題『めざすは月』)のレビューです。
英語のレベルと難易度
英語はTOEIC600、英検2級から読めます。
英語のレベルは、そんなに難しくはないですが、独特の表現があるので、それに慣れる必要があります。
漫画なので情景を絵が助けてくれるので、とても読みやすいです。
英語を学習している小学生にもおすすめですね。
実際の英語を見てみよう
登場人物に、ハドック船長というゴツイ感じの船乗りが出てきます。
口が悪くて、悪態をつきまくっています。
例えばこんな感じ。
Blistering barnacles!
Thundering typhoons!
なんじゃこれ〜って感じですよね。
これ、日本語に訳すの難しいです。
この表現は、あえて訳すより悪態をついている表現なんだとざくっと捉えた方がいいですね。
・・・私はあくまでもそんな感じで読みました。
ハドック船長ならではの表現なので、覚えてもぶっちゃけ使い道はないです。
ハドック船長は口が悪いですが、おっちょこちょいで読者を笑わせてくれる愛嬌のあるキャラクターです。
他の表現も見てみましょう。
What on earth is that?
(あれは一体なんだ?)
whatの後についているon earthについて解説します。
この表現はwhatを強調しています。
on earthは直訳すると地球上でという意味になりますが、文字通りの意味ではありません。
一体全体なんなんだ?という感じです。
日常会話でよく出てきます。ドラマや映画でもいっぱい出てきますよ。
覚えて使ってみましょう!
I’m acting the goat!
(私がバカげてるっていうのか!)
ビーカー教授が、言葉の悪いハドック船長が発したacting the goatという言葉にブチキレるシーンです。
ヤギ(goat)を使った面白いイディオムです。
acting the goatの意味は、バカげた行動・態度。
act以外にplayを使うこともできます。
Stop playing the goat!
(バカげたことはもうヤメろ!)
こんな人におすすめ
漫画なので、子どもにはピッタリですし、大人も十分楽しめます。
こんな人にオススメ!
・英語の本を数冊読んだことのある小学生
・中学英語を勉強し終えた
・多読をしているが、気分転換したい
・ゆっくり自分のペースで読みたいシニア
レトロな雰囲気が好きなら、タンタンの世界観にすぐに入り込めてしまいます。
私は普段漫画を全然読まないのですが、完全にハマってしまいました。
『DESTINATION MOON』(邦題『めざすは月』)は、続編があって、『Explorers on the Moon』(邦題『月世界探検』)へと続きます。
私はまだ続編の入手ができていませんが、読んだらレビューします!