オックスフォード・ブックワームスのステージ1の『CRISTMAS IN PRAGUE』をご紹介します。
キャロルは、夫のジャンと義理の父ジョセフとイギリスで生活しています。
キャロルはハープの演奏者。
クリスマスの時期にプラハで開かれる演奏会に参加することになりました。
ジョセフはプラハ出身。にもかかわらず、一度も故郷に帰ろうとしないのです。
それにはジョセフのある過去に理由がありました。
68歳のジョセフは一度故郷に帰ってみてもよいかもしれないと、3人でクリスマスをプラハで過ごすことにします。
クリスマスに明かされる家族の秘密。
そしてジョセフだけでなく息子のジャンの人生を変える出来事が待っています。
秘密が明かされるとともに心が温かくなるストーリー。
『CRISTMAS IN PRAGUE』をご紹介します!
レベルと難易度 英検3級・TOEIC500点
[画像]
本書はオックスフォード・ブックワームスという英語学習者用に英語のレベルが編集されている洋書です。
オックスフォード・ブックワームスはレベルが7つに分けられていて、『CRISTMAS IN PRAGUE』は、Stage1のやさしいレベルです。ワード数は4,720。
文法は現在形、現在進行形、過去形が出てきます。(→オックスフォード・ブックワームス紹介記事)
単語 | ★☆☆☆☆ |
文章 | ★☆☆☆☆ |
ストーリー | ★☆☆☆☆ |
ワード数 | 4,720 |
【単語】
中学で学ぶ基本単語で構成されています。
巻末に単語集がついているので、辞書なしでもOK!
【文章】
現在形、現在進行形、過去形が出てきます。
過去形まで勉強していればチャレンジできますよ。
【ストーリー】
じょじょに明かされる秘密に読む手が止まらないです。
クリスマスに読みたくなる物語。
実際の文章をみてみよう!
実際に出てくる英文を見てみましょう。3つピックアップしました。(※カッコ内の日本語訳はブログ著者が訳しています。)
1 プラハのクリスマス
‘Let’s all go to Prague for Christmas. It’s beautiful there when it snows. I remember it so well… so very well.’
(クリスマスにはプラハにみんなで行こう。雪が降ると美しいんだよ。よく覚えているよ、それはもうよく覚えている。)
プラハのクリスマスは特別なんだろうなと想像できますね。
プラハは英語でPragueと言います。日本語と違う国や都市は多いので、多読をしていると国・都市名を覚えていきましょう!
Prague プラハ
snow 雪が降る
remember 覚えている
2 予定を聞く・答える
‘What are you going to do this afternoon, Carol?’ Alan asked.
‘I’m going to get a quick sandwich, and then I’m going shopping,’ Carol said.
(「キャロル、午後は何をするつもりだい?」とアランはたずねました。「サンドイッチを軽く食べてから、ショッピングに行くつもりよ」とキャロルは答えました。)
予定を聞いたり自分の予定を話したり、実際の会話に使えるやり取りです
What are you going to do this afternoon? this afternoonをtomorrowやthis weekendに置き換えて使えばいろんな場面で使うことができます。
go shopping ショッピングに行く
3 混乱するキャロル
‘Listen, your husband is coming. We told him about accident. He’s on a plane from London now.
‘On a plane? Why? He’s here in Prague.’
「聞いてくれ、君の旦那はこっちに向かってるよ。事故のことは伝えたんだ。ロンドンからの飛行機でこっちに向かってるところだ。」
「飛行機?なぜ?もうプラハにいるはずよ」
キャロルは事故にあってしまいます。夫のジャンは急いでプラハに向かいますが、キャロルはすでにプラハにいるはずなのに、と会話が噛み合いません。
Listenは命令形というより、「ねえ聞いて」「あのさ」「えっとね」というときに使える表現です。
husband 夫
accident 事故
plane 飛行機
【NEXT STEP!】次はこの本にチャレンジ!
『CRISTMAS IN PRAGUE』の次に読むなら、やはりクリスマスがテーマになった本がおすすめ!
クリスマスの定番といえばチャールズ・ディケンズの『クリスマス・キャロル』です。
教養のためにも読んでおきたい物語。
『クリスマス・キャロル』を知らない英語圏の人はいないほど有名なので、知っておくといいですよ。
原書にチャレンジするのはハードルが上がってしまうかもしれませんが、英語学習者のために編集された本なら自分のペースに合わせて読むことができます。
ここでおすすめしたいのはラダーシリーズとブックワームズ。
読み比べたところ、ラダーシリーズ の方が若干レベルがやさしいかなという感じがします。
クリスマスの時期に、暖かい部屋やカフェでコーヒーを飲みながら『クリスマス・キャロル』を読んでみましょう。
ラダーシリーズ
ブックワームズ
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