児童書

【多読初心者】洋書でホッコリ ロアルド・ダールの『ESIO TROT』

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多読初心者にオススメの『ESIO TROT』をご紹介します。

本書は『Charlie and the chocolate factory(チャーリーとチョコレート工場)』の著者ロアルド・ダールの作品です。

英タツ
英タツ
“ESIO TROT”ってなんて読むの?

実はこれ、英語なんですけど、ネイティブの人が読んでも意味がわからないというトリックがあるんです。

だから読めなくても意味がわからなくても大丈夫。本を読み進めるうちに意味がわかるんですよ。

ESIO TROT』は、淡くて優しい恋物語。

著者のロアルド・ダールは質の良い児童書をたくさん出版していて、日本の多読初心者にも人気です。

私はロアルド・ダールのファンで、全ての作品を読みました。

いくつかレビュー記事を書いていますので、ご覧ください。
【参考】洋書初心者にオススメ!チャーリーとチョコレート工場
【参考】多読初心者もちゃんと読み切れる!Fantastic Mr.Foxにチャレンジ!

初心者の方にとてもオススメなロアルド・ダール。

今回は『ESIO TROT』のご紹介です!

英語のレベルと難易度

英語はやさしいです。英検3級、TOEIC450から読めます。

多読初心者で英語を読むことに慣れていない方でもチャレンジできます。

単語 ★☆☆☆☆
文章 ★☆☆☆☆
ストーリー ★☆☆☆☆

実際に出てくる表現を見てみよう!

実際に出てくる英文を3つ見てみましょう。読んでみて理解できそうなら、一冊読んでみましょう!
(※日本語訳はブログ著者が訳しています。)

ホッピーさんの紹介

Mr Hoppy lived in a small flat high up in a tall concrete building.
(ホッピーさんは背の高いコンクリートのアパートの、小さな部屋に住んでいました。)

flatはイギリス英語でアパートのこと。ロアルド・ダールはイギリスの作家なので、イギリス英語が使用されています。

多読において、アメリカ英語とイギリス英語をそんなに気にする必要はありません。このようにイギリスならではの単語が出てくることがありますが、読書の障害になるようなことはないです。気にせず読みましょう。

シルバーさんの紹介

Mrs Silver was a widow who also lived alone.
(シルバーさんは未亡人で、シルバーさんも同じく一人暮らしをしていました。)

widowは未亡人です。ドラマや映画でちょこちょこ出てくるので覚えておくといいです。

live aloneは「一人で住む」「一人暮らしをする」という意味です。aloneというと寂しい感じがしてしまうかもしれませんが、一人暮らしをしているというときの定番表現です。

色を使った面白い表現 green with envy

I’ve seen pictures of giant tortoises that are so huge people can ride on their backs! If Alfie were to see those he’d turn green with envy!
(私、人が背中に乗れるほど巨大なカメを写真で見たことがありますの。アルフィーがもしそんなカメを見たら、嫉妬で顔が青ざめちゃうわ!)

嫉妬するときに使える色を使ったイディオムgreen with envy

英語では、嫉妬は緑色と結びつくようですね。

このような、面白くて使える表現が本文中には散りばめられています。

ESIO TROT ここが面白い!

ESIO TROT』はMr.Hoppy(ミスター・ホッピー)が主人公。ホッピーという名前からして気分が明るくなりますね。

おすすめポイントはこんなところ。

  1. Mr.Hoppyのミッションにハラハラ
  2. 英語のテンポが良い
  3. 長すぎず読み切れる分量

【1】 Mr.Hoppyのミッションにハラハラ

ホッピーさんは、同じアパートに住むシルバーさんに恋をしています。

でもホッピーさんはシャイで奥手。自分の気持ちを打ち明けるなんて、とてもじゃないけどできません。

シルバーさんにはカメのアルフィーというペットを飼っています。シルバーさんはアルフィーをとっても可愛がっています。

ホッピーさんはシルバーさんとの距離を近づけるために、あることを思いつきます。

シルバーさんをハッピーにするために、ホッピーさんが考えたプランとは・・・。

ネタバレしないようにここでは内容は伏せますが、「そこまでする?!」と驚いてしまうようなことを、ホッピーさんは計画して行動にうつしてしまうんです。

思わず応援したくなっちゃいますよ。

【2】 英語のテンポが良い

全体的に英語のテンポが良いです。だから読みやすいし、読んだ後の疲れが少ない。

英語を読むのって、集中力が必要でかなりエネルギーを使うんですよね。

英語でストーリーを追っていくのって、簡単じゃないんです。

だから軽快な文章を読むのはとても重要。

ロアルド・ダールは、リズミカルな文章を書く天才です。

多読初心者には本当におすすめです。

【3】 長すぎず読み切れる分量

長すぎず短すぎず、満足できる分量です。

多読において、読了するというのは実は大切なんですよね。

なぜかというと、一冊を読み切ったという事実が満足感に繋がり、次の本を読みたいと思うモチベーションに繋がるからなんです。

まだ、一冊も洋書を読了したことがないという方に、ぜひチャレンジしていただきたいです。

まとめ:英語でホッコリ体験ができるストーリー

多読を続けている人も初めての人も、満足できる一冊です。

オクテのホッピーさんを応援したくなっちゃいますよ。

ESIO TROT』は、ダスティン・ホフマン主演で映画化されています。邦題は『素敵なウソの恋まじない』。

映画もとっても素敵なんですよ。色彩が鮮やかで素敵な作品です。

映画を見てから原作にチャレンジしてもいいですし、原作を読んでから映画を楽しんでもいいですよ。

映画は原作にない部分が追加されていたりと脚色されていますが、センスのいい編集がされています。

わたしは原書を読んでから映画を観ました。

動画配信サイトで視聴ができます。(2020年1月の情報です。詳しくは公式サイトをご覧ください。)

アマゾンのプライムビデオU-NEXTで視聴することができます。


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