英語児童書『What Was the Great Depression?』をご紹介します。
世界恐慌を知ることで、お金・経済・政治のつながりがわかります!
世界恐慌とフランクリン大統領
世界恐慌はどのように始まり、終焉を迎えたか知っていますか。
世界恐慌以前、人々は掃除機や冷蔵庫、車などローンを組んで派手にお金を使っていました。
ローンで購入したのは高級品だけではありません。土地や株までも気軽に借金して手に入れていたのです。
しかしそんなどんちゃん騒ぎのバブルは突然弾け、大恐慌時代に突入します。
多くの人は職を失い家を失い、食べることさえ困難な状況になりました。
この状況を打破するべく動いたのが、フランクリン・ルーズベルト元大統領。
これらの大胆でスピード感のある政治政策は「ニューディール政策」と呼ばれています。
しかし大不況から抜け出す大きな打開策が見えません。そんななかアメリカは第二次世界大戦に加わることになりました。
この戦争がアメリカの経済に大きな方向転換をもたらすことに。
世界恐慌を知ることで、経済・お金・政治のつながりを学ぶことができます。
レベルと難易度 英語ネイティブの児童向け
本書は英語ネイティブの8〜12歳が対象です。
単語 | ★★☆☆☆ |
文章 | ★★☆☆☆ |
ストーリー | ★★☆☆☆ |
(※レベルは目安です)
実際の文章をみてみよう!
実際に出てくる英文を見てみましょう。3つピックアップしました。(※カッコ内の日本語訳はブログ著者が訳しています。)
支払いはなんでも後払い
“Buy now, pay later” didn’t just apply to radios and vacuum cleaners. People also bought stocks with borrowed money.
(「買うのは今、支払いは後」はラジオや掃除機だけではありませんでした。株も借りたお金でかっていたのです。)
20年代は“Buy now, pay later”つまり「後払い」で高価なものを買うのが当たり前になっていました。
株まで後払いだったのです。
apply 適用する
vacuum cleaners 掃除機
stock 株
バブルがはじけた日
The stock market bubble of 1929 burst with a splat. October 24, 1929, is known as Black Thursday.
(1929年、株式市場のバブルはパッとはじけました。1929年10月24日は暗黒の木曜日として知られています。)
1929年10月24日に株価の大暴落が起きます。
木曜日だったことから暗黒の木曜日「暗黒の木曜日(ブラック・サースデー)」と呼ばれています。
大恐慌の始まりでした。
stock market 株式市場
Black Thursday 暗黒の木曜日
フランクリン・ルーズベルト
In his speech as president, Roosevelt told the American People, “the only thing we have to fear is fear itself.”
(ルーズベルト大統領の最初の演説で、アメリカ国民にこう訴えました。「我々が恐るべきことは恐れそのものです」)
職を失い食べることさえ十分にできない中、人々は不安定になっていきます。
ルーズベルト大統領は国民をを落ち着かせるために演説でこのように話しました。
fear 恐れ、不安
【NEXT STEP!】次はこの本にチャレンジ!
世界恐慌を生き抜いた人たちや出来事をご紹介します!
フランクリン・ルーズベルト
世界恐慌時の大統領。ニューディール政策で経済を立て直します。
▶︎『Who Was Franklin Roosevelt?』レビュー記事
エレノア・ルーズベルト
フランクリン・ルーズベルトの妻であり、12年間ファーストレディを務めたエレノア・ルーズベルト。
世界恐慌以前のバブル
アメリカの華やかな1920年代です。
真珠湾攻撃
大恐慌の最中、真珠湾攻撃が起こります。
第二次世界大戦に参戦することで、アメリカは雇用数を増やし経済を立て直し始めます。
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