オンライン英会話DMM英会話の発音レッスン全50回を終えたのでレビューをします!
DMM英会話のではさまざまな種類の教材が用意されていて、自由に選んで受講することができます。たとえば、最新のニュースでディスカッションができるデイリーニュースや、文法、発音、語彙強化やキッズ英語など。
オンライン英会話の発音レッスンって気になりますよね。
私は、「デイリーニュース」のレッスンを受けつつ、発音を強化したかったので発音レッスンを同時並行で受講しました。50回あるのですが、全レッスンを終えました。
発音レッスンを5段階で評価するなら、ズバリ「4」です。
(「1」低評価、「5」超おすすめ、とした場合)
この記事では【DMM英会話】の発音レッスンの良かったポイントやイマイチだった点、レッスン内容やカリキュラム、効果的に受講するためのポイントをご紹介します。
受講して良かったと思っていますが「5」を付けられない理由があります。そんな理由もあわせてレビューをしますね!
<目次>
よかったポイント3つ
発音に特化したレッスンなので、今まで気づかなかったことを学べましたし、何よりも自分の発音がより良くなりました。
自分でも上達を実感できますし、周りからも褒められることが多くなりました。
オススメのポイントは3つあります。
- 25分間みっちり学べる
- マンツーマンなので、とことん質問できる
- レッスン価格がリーズナブル
発音を集中的に学べるのが良いですね。
1. 25分間みっちり学べる
学校や英会話スクールの通常クラスで、発音だけ集中的に学ぶことはあまりないですよね。
DMM英会話なら、25分間ひたすら発音の練習します。だから発音練習にどっぷり浸かることができるんですよ。
レッスン内で何度も繰り返し練習できる環境です。
「発音をものにしてやる!」という気持ちでのぞめば、充実したレッスンにできます。
2. マンツーマンなので、とことん質問できる
マンツーマンレッスンなので、わからないことをとことん質問できます。
「違いがわからない」
「舌の位置ってどうなってる?」
わからないことは遠慮なく聞けます。わたしはわからないときは正直に講師に伝えていました。
質問をするたびに講師は絵に描いて説明してくれたり画面に口をアップにしてくれたりして、いろんな角度から説明をしてくれました。
大切なのは、わかったフリをせずに、わからないことは堂々と「わからない」と言うこと。
講師が自分のためだけに説明をしてくれるので、いままでなんとなくわかったつもりになっていたことや、モヤモヤしていた内容がスッキリ解決します。
わたしの場合、「この単語って、こんな発音だったんだ!今まで間違えて発音してた。」という発見が毎回ありました。
発見があるからこそ、それがモチベーションになって50回のレッスンを最後まで受講することができました。
3. レッスン価格がリーズナブル
DMM英会話の魅力はレッスン料金がリーズナブルなところ。
プランは2つあり、スタンダードとプラスネイティブです。
スタンダードはノンネイティブの講師、プラスネイティブは英語ネイティブの講師です。
発音はノンネイティブの講師から受講することも可能です。(税込価格)
スタンダード | プラスネイティブ | |
毎日1レッスン | 6,480円 | 16,590円 |
毎日2レッスン | 10,780円 | 32,760円 |
毎日3レッスン | 15,180円 | 47,360円 |
(※2022年5月時点)
私は発音レッスンを受けている時は、プラスネイティブの毎日2レッスンを受講していました。
時期によってキャンペーンを実施しているので、公式ページのをチェックしてみましょう!
イマイチなポイント【評価を満点にできない理由】
イマイチだと感じたのは講師の質です。講師のレベルに関しては、100%満足いくものではなかったのが正直なところです。
- <いまいちポイント>
- 発音の教え方を学んでいない講師
- 矯正しない「なんでもオッケー」講師
詳しくご説明します。
1. 発音の教え方を学んでいない講師
講師の質にムラがあります。これが大きなマイナスポイントです。
私はアメリカ英語を学んでいるので、毎回アメリカ人講師を選択しました。
アメリカ人講師の場合、ネイティブというだけで講師になっている人が多いので、発音を教えることを学んでいないんですよね。専門的に発音を教えることを学んでいる講師の方が少ないでしょう。
発音の方法を学んでいないので、説明がヘタだったり、トンチンカンなことを言う講師はいましたね。
なかには、発音記号を読むことができない講師もいました。たとえば、/ʊ/ 、/θ/ 、/ð/など。これらの発音記号が、何の音なのかをわかっていないんですよ。
その場合、ごまかしてる講師もいれば、登場している単語からその場で音を推測して理解している講師もいました。
発音をイマイチ理解できていない講師は、教材に書いてある単語と文章を読むだけだったりします。ただリピートするだけのレッスンになることもあり、満足度が低くなることがありましたね。
2. 矯正しない「なんでもオッケー」講師
矯正をしてくれない講師もいました。
「だいたいできていればOK」みたいな感じのテキトー講師です。レッスン前に「できるだけ細かく直してね」とお願いしていても、こちらの要望通りにできない講師はいましたね。
わたしは正しく学びたいと思っているのに、講師は「だいたい合ってるからオッケー」という感じなんです。
レッスンは25分ですが、15分程度で終わってしまう場合もありました。テキトー講師は、ただ教材を読んでわたしがリピートしているだけなので、すぐにレッスンが終わっちゃうんですよね。
きちんと注意やアドバイスをくれる講師だと、25分みっちり使うか、もしくは足りない時もありました。
講師選びは難しかったです。受けてみないと講師の質はわからないですからね。
ネイティブ講師は発音を教えるプロ集団ではないので、その点で講師の質にムラがあります。この点で一つ評価が落ちて、おすすめ度は「4」です。
レッスン内容は?
レッスンは主に4つのパートがあります。
- 発音の練習
- 文章の練習
- 音探し
- 早口言葉
詳しくご紹介します。
1. 発音の練習
レッスンのターゲットとなる音の口の形の説明があり、その音が入った単語をいくつか練習します。通常16個の単語が登場。
たとえばレッスン1はこんな感じ。
母音の/ʌ/の音を学びます。/ʌ/が含まれている単語はこんなものがあります。
/ʌ/に集中しながら講師の後をリピートします。
うまく発音ができないと、講師が「舌の位置はこうだよ」「唇はこんな形にして」と指示をしてくれます。
わかりやすいように口元をアップにして説明してくれる講師もいました。
2. 文章の練習
発音がわかったところで、今度は文章を読んでいきます。
短い文なので、ターゲットの発音に集中しながら講師の後をリピートします。
たとえば/ʌ/の発音の場合こんな感じ。
単語だけだときちんと発音できている音でも、文章になるといつもの自分のいつもの発音になってしまったりするんですよね。
ここでは、文章になっても正しい音で言えるように訓練をします。
3. 音探し
発音する練習をしっかりとしたところで、今度は音探しです。
単語を読みながら、ターゲットの発音を見つけます。ゲーム感覚で取り組めます。
たとえばこんな感じ。母音の/ʌ/を探しましょう。
ラブ、ロンリー、ライフ、アップル。カタカナにするとこうなりますね。
日本語では「ア」と認識する音でも、英語だと/ʌ/、/ɑ/、/æ/など違いがあるんです。これが難しい!
講師に発音してもらって自分でも発音して、音を見つけますが結構苦戦します。。。
楽しいパートですよ。
4. 早口言葉
レッスン21からは早口言葉がスタート。
これまでに学んできた発音を定着させながら、早口言葉にチャレンジです。
たとえばレッスン21ではこんな早口言葉が出てきます。
Pick cherries at their peak or Pete will see the pits.
なんだかピッピピッピうるさいですが、早く言えるようになると快感になります。
講師も噛みながらも「きゃ~私も言えないわ!」と必死になって挑戦してくれます。
「私もムリ!」「難しすぎ!」と、お互いに言い合って、楽しかったですね。
レッスンを重ねるごとに文章は長くなっていきます。
50回のカリキュラムと受けるべきレッスン
全部で50回あり、一つ一つの発音を学ぶことができます。
1〜6のレッスンで母音を集中的に学び、7〜18のレッスンで子音、19と20回目には二重母音を学習。それが終わったら、今までに学んだことを活用しながら音を比較しながら練習します。
<50回の構成>
1~6:母音
7~18:子音
19、20:二重母音
21~50:似ている音の違いを知る
50回は、確かに多いですよね。
でも、全レッスンを受講する必要はないんですよ。
受けるべきレッスンがあり、そのレッスンさえ受講すれば、発音はしっかりと学べます。
そしてその受けるべきレッスンというのは、レッスン1からレッスン20です。
レッスン1〜20で、母音と子音が学べます。母音と子音をしっかりやりやれば、発音を向上させることができます。
50回受けるのは時間がかかりますが、20回なら1ヶ月以内にレッスンを完了することができます。
教材は入会していなくても閲覧することができるので、レッスン前に内容を見てみて自分に必要なレッスンだけをチョイスすることもできます。
発音クラスで効果を得るためにやるべき2つのこと
効果的に受講するためには2つポイントがあります。
- 身に付けたい英語を決める。アメリカ英語?イギリス英語?
- 発音に慣れるまで練習をする
1. 身に付けたい英語を決める。アメリカ英語?イギリス英語?
自分がどこの国の英語の発音をマスターしたいか決めて、受講するときはその国の講師に絞るようにしましょう。
発音と一言に言っても、アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアで異なります。それぞれ微妙に違うので、統一してください。
イギリス英語ならイギリス人講師、アメリカ英語ならアメリカ人講師だけを選択しましょう。
DMM英会話には世界中の国の講師がいるので、習得したい英語を学ぶことができますよ。
2. 発音に慣れるまで練習をする
発音はレッスン中に身に付くものではありません。練習をしっかりして、実際に使っていくうちに、習得していくものです。
そのため、発音レッスンを受けただけにならないように、練習は必要。そして、学んだことを実際に使っていきましょう。
わたしの場合、一日2レッスンのプランにして、「発音レッスン」と「デイリーニュース」を同時並行で受講していました。
学んだ発音を「デイリーニュース」のレッスンで実践できるようにしていました。
発音は実践で使えるようにならないと、意味がありません。
発音レッスンを受けただけで満足することがないように、学んだことをすぐに練習できる環境づくりをしておくと良いですよ。
まとめ:発音が良くなると自信がつく!
わたしは50回のレッスンを受けて、発音は良くなったことで自信がつきました。
相手にとっても聞き取りやすい英語を話しているので、聞き返されたり、聞き間違えられるということが少なくなります。
コミュニケーションがスムーズになるため、それが自信につながるんですよね。
よりスムーズなコミュニケーションをするには、相手にとって聞き取りやすい英語を話すことがポイント。
聞き取りやすい英語とは、日本人特有のアクセントが少ない英語です。
そのほかのメリットに、発音が良くなると、発話そのものがスムーズになることが挙げられます。話すことがラクになるんですよね。
発音にこだわりすぎる必要はないと思いますが、自分の英語をレベルアップさせたいのなら発音レッスンを受講することをおすすめします。
私はDMM英会話の発音レッスンを受講する前に、ドクターDイングリッシュの発音矯正を受けています。
ドクターDイングリッシュで学んだことをブラッシュアップさせたかったので、DMM英会話の発音レッスンを受講して定着させていきました。
本気で発音矯正したいならドクターDイングリッシュはオススメです。レビュー記事を書いていますので、ぜひ読んでみてください。
→ドクターDイングリッシュの発音矯正レビュー記事
ドクターDイングリッシュは受講料が高く、一番安いコースでも10万円近くかかります。そのため、気軽に発音を学んでみたいようであれば、DMM英会話は始めやすいですよ。
発音が良くなるとコミュニケーションがスムーズになりますし、何より自信がつきます。
発音を集中的に学んでレベルアップしましょう!
それでは!