大人の英語学習

面接で緊張しない方法 元面接官が教える本当のこと

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こんにちは、ケイコです。

今回は、仕事の面接で緊張しない方法をご紹介します。

私は4年半の間、採用担当者として多くの候補者の面接をしてきました。

その時に、面接官として多くのことを学びました。

そして、わかったこと。

それは面接官って何にもわかっていないんだな。だから緊張する必要なんてないんだ。

ということでした。

そう。面接官って特に何か優れた技能を持った人たちじゃないんですよ。

面接官が大したことないってわかっていれば、面接をちょっと気楽に受けられると思いませんか?

面接官は人を見抜くなんてことできていない

大前提として、面接という場を通して人のことを見抜けるほど、人間は賢くないということを知っておきましょう。

働いたことある方なら経験あると思いますが、どうにも使い物にならない新人やアホな上司っていますよね。

どの組織にも必ず仕事できない人っているわけですが、そんな人たちでも全員面接を通ってるんですよ。

なぜだと思いますか?

それは面接という短い時間で、候補者が仕事ができるか否かを判断することは、ほぼ不可能だからです。

面接で数十分話をしただけで、その人が有能かどうかなんてわかりっこないんですよ。

実際に私が面接官として働いた時に面接でいい印象を受けた人が、実際は全然仕事ができないなんてことはたくさんありました。

例えばこんな感じ。

面接で受けた印象:すごくいい人。経験もスキルもあり、人間的にも魅力的。是非とも入社して欲しい。

実際働いてみると・・・

・理解力がなくて研修が通常の2倍かかった

・精神的に弱い人で、会社休みがちだった

・パソコン操作は得意と言っていたのに、簡単なシステムさえ使いこなせなかった

例えをあげたらキリがありません。

面接の時にはキラキラして見えたのに、実際はその真逆だったなんてことはよくありました。

でもなぜこのようなことが起こるのでしょうか。

大きな理由は2つあります。

理由1:面接は短すぎる
面接というばの短い時間で、人となりなんて見抜けないんです。

友達や恋人を作るにしても、相手との関係性を築くのって時間がかかりますよね。

個人を知るには、長い時間が必要。それなのに、

理由2:候補者は話を盛る

候補者はスキルや経験を盛って話します。

自分をよく見せようとしますので、大げさに話をしたりするんですよね。

これはみんながやること。ウソはいけませんが、話を盛ることはしますよね。

面接官側からすると、その盛り具合を判断しなくてはいけません。

しかし、これはなかなか至難の技なんですよ。

明らかなウソはわかったりしても、”若干の盛り”を見抜くのは容易ではありません。

ベテランの面接官だって、わかっちゃいないんです。

候補者を見極めるというのは、非常に難しいのです。

面接の準備

定番の質問はチェック
定番の質問は全て答えられるようにしておきましょう。

例えばこんな質問です。

・自己紹介をお願いします。
・職務経歴を教えてください。
・志望動機を教えてください。
・長所短所を教えてください。
・前職で成し遂げたことを、具体例を挙げて教えてください。
・今までで直面した一番大きな問題と、その問題を解決した方法を教えてください。
・キャリアプランはありますか?

ネットで検索すると、様々な例が出てきます。事前に調べて、全ての質問に答えられるように準備しましょう。

身だしなみは整えよう
髪の毛がボサボサだったり、洋服がだるついていたり、悪臭がするなど、相手に不快感を与えないようにしましょう。

見た目と能力が比例するわけではありませんが、自分をよく見せるアピールの場であることを考えれば、身だしなみを整えることはごく当たり前のことです。

人は見た目に左右されるもの。候補者として何を求められているかを考えれば、清潔感を持つことは当然です。

おまけ: 圧迫面接への対応

最後に「圧迫面接はどう対応すればいいのか」という疑問にお答えします。

圧迫面接では、何かプレッシャーやストレスなどが与えられた時に、臨機応変な対応やストレス耐性などをみられています。

しかしハッキリ言って、圧迫面接はナンセンス

面接で与えられたプレッシャーへの対応を、実際の仕事でも適応されると面接官が考えているのであれば、それはとても短絡的な発想です。

だって面接と実際の仕事は、全く違うものだから。実際、働く上でのストレスは長期間続くことが多いです。面接の数分間だけのストレス耐性を見てなんの意味があるのでしょう。臨機応変な対応に関してですが、これは学べるものなんですよね。初めはできなくても経験や訓練で、神対応ができるようになったりするものです。

圧迫面接は全くもって趣味の悪い行為であり、うだつの上がらない面接官のストレス発散場所でしかありません。

企業は有能な人物が欲しいのです。それなのに、企業側が一方的に高圧的な態度に出る必要性はあるのでしょうか。

こんな簡単なことすら考えられず、意味のない圧迫面接する面接官ってやっぱアホなんです。

なので、圧迫面接をされたとしても感情的にならずに「アホなこと聞いてきたわ」と心で思いながら、冷静に対応しましょう。

焦ることなく冷静に対応するのが、圧迫面接へのベストな対応方法です。