中学英語で読めるラダーシリーズ・レベル１の『ガンジー・ストーリー（The Gandhi Story）』をご紹介します。
ガンジーは、インドの貧しい人々とともに暮らし、インドの人々の生活を向上すべく各地を渡り歩きました。
イギリスによるインド支配に抵抗し続け、何度も投獄され断食をしながら戦い続けました。
そして暴力に頼ることなくインド独立の夢を果たします。
ヒンドゥー教徒とイスラム教徒の融合も目指しました。
本書ではガンジーの生涯だけでなく、イギリスに支配されていたインドの状況を学ぶことができます。
ガンジーのインド独立を勝ちとるまでの道や世界に与えた影響がわかる『ガンジー・ストーリー』をご紹介します！
英語レベルの難易度
『ガンジー・ストーリー』はラダーシリーズではレベル１で、中学英語レベルで読むことができます。（→ラダーシリーズ紹介記事）
単語や文章は易しく、ガンジーのことをよく知らない人にもとてもわかりやすいです。
全体的に分量があるので、読書体力をつけたい人にオススメ。
| 単語 | ★☆☆☆☆ |
| 文章 | ★☆☆☆☆ |
| ストーリー | ★☆☆☆☆ |
（※レベルは目安です）
実際の文章をみてみよう！
実際に出てくる英文を見てみましょう。３つピックアップしました。（※カッコ内の日本語訳はブログ著者が訳しています。）
偉大なる魂
It was at this time that people began to call him Mahatma. It means “Great Soul,” and only the greatest Hindu holy men were called Mahatoma.
（この頃から人々はガンジーのことをハマトマと呼ぶようになりました。マハトマとは「偉大なる魂」という意味で、偉大なヒンズー教徒の聖なる人のみにつけられる尊称です。）
マハトマ・ガンジーのマハトマとは名前ではなく尊称なんですね。
holy 聖なる
Hindu ヒンズー教
イスラム教とヒンズー教の対立
When he got out of prison, Gandhi began a fast. But this time, he was not protesting the English. He was asking the Muslims and Hindus to work together. He stopped eating for three weeks.
（刑務所から出でから、ガンジーは断食を始めました。しかしこの時はイギリスに抵抗するためではありませんでした。イスラム教徒とヒンズー教徒が協力し合えるように訴えました。３週間断食を続けました。）
ガンジーはイギリスからの独立を訴えるだけでなく、インド国内で対立するイスラム教とヒンズー教の融和も目指しました。
prison 刑務所
fast 断食
protest 抗議する
Muslims ムスリム教徒
Hindus ヒンズー教徒
世界に影響を与える
The famous American, General Douglas MacArther once said something important about Gandhi. He said that if the world is going to survive, then everyone must accept Gandhi’s teachings about nonviolence.
（有名なアメリカ人、ダグラス・マッカーサー将軍はガンジーについて重要な言及をしたことがあります。世界が存在し続けるのであれば、非暴力というガンジーの教えを全人類が受け入れるべきであると。）
ガンジーは、マーチン・ルーサー・キング、ネルソン・マンデラ、ダライ・ラマなど多くの指導者に影響を与えました。
マッカーサーもその一人でした。
survive 存続する、生き抜く
accept 受け入れる
teachings 教え
nonviolence 非暴力
【NEXT STEP!】次はこの本にチャレンジ！
ラダーシリーズ・レベル１には『エジソン』と『アインシュタイン』の伝記があります！
トーマス・エジソン
アインシュタイン
Warning: Trying to access array offset on value of type bool in /home/pinokei/pinomondo.com/public_html/wp-content/themes/jin/cta.php on line 8
Warning: Trying to access array offset on value of type bool in /home/pinokei/pinomondo.com/public_html/wp-content/themes/jin/cta.php on line 9
