ステップ・リーディング

【多読初心者】日本昔話を英語で読む!桃太郎・鶴の恩返し ラダーシリーズ

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中学英語から読めるラダーシリーズ・レベル1の『日本昔話1(Long-ago Stories of Japan)』をご紹介します。

英タツ
英タツ
超定番が集結してるよ!

昔話って今もずっと愛されている物語がいっぱいありますよね。

私は「日本昔話ならなじみがあるし、そもそも童話なので英訳された本でも難しくないはず」と思って読んでみました。

予想通り読みやすくて、しかも慣れ親しんだお話が英語で書かれているのが新鮮でした!

多読をスタートしてみたい方や、多読を始めたばかりの方にオススメです。

ラダーシリーズの『日本昔話1』には、5つのお話が載っています。ラインナップはこちら。

  • 桃太郎
  • 鶴の恩返し
  • かちかち山
  • 花咲か爺さん
  • 一寸法師

多読を始めたばかりの人にとてもオススメの『日本昔話1』をご紹介します!

『日本昔話1』のレベルと難易度

『日本昔話1』はラダーシリーズのレベル1で、中学英語レベルで読むことができます。(→ラダーシリーズ紹介記事

単語そのものは難しくないけど、学校では習わない日常単語がいくつか出てきます。

なのでボキャブラリーを増やすことができますよ。

多読は、読みながら語彙力を増やすことができるのがメリットです。

英タツ
英タツ
英検3級、TOEIC400から読めるね!
単語 ★☆☆☆☆
文章 ★☆☆☆☆
ストーリー ★☆☆☆☆

(※レベルは目安です)




実際の文章をみてみよう!


実際に出てくる英文を見てみましょう。3つピックアップしました。(※カッコ内の日本語訳はブログ著者が訳しています。)

桃太郎

Each day, the old man went up the mountain to cut the wood, and the old woman went down to the river to wash clothes.
(毎日おじいさんは山へ柴刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました。)

桃太郎の冒頭です。

山へ柴刈りは“the mountain cut the wood”、川へ洗濯は“the river wash clothes”と表現されています。

ちなみに桃太郎はpeach boy、鬼ヶ島はDemons Islandです。

英語だと不思議な感じがしますよね!

鶴の恩返し

“But you must promise me one thing. Never look into that room when I’m waving. This is very important. Please promise.”
(「でも一つだけ約束してください。機織り中は絶対に部屋を覗かないでください。これはとても重要なことです。約束してください」)

人間に姿を変えた鶴が機織り中の部屋を決して覗かないようにお願いをしているシーンです。

“You must promise me one thing.”は「守ってほしいことがあるの」と言いたいときに日常会話で使える表現です。

promise 約束する
wave 機織りする
important 重要

花咲か爺さん

“Hoe here! Arf! Arf! Hoe here!”
(「ここほれワンワン!ここほれワンワン!」)

花咲か爺さんと言ったらこの場面!

日本語のリズミカルさを保ったまま英訳されています。

arf arf ワンワン
hoe ~をくわで掘る




一話が短いので初心者も読了できる!

英語を読むことに慣れていなと、英文を読むってかなり大変なことなんですよね。

一見やさしそうに見える英文でも、読み進めようと思うと予想以上に時間がかかってしまうなんてことも。

私は多読を始めたとき、1ページを読むのに15分かかってたこともあります。

一文一文を理解して、書かれていることをイメージしながら読むのにとても時間を要しました。

最初はとてもしんどかったです。

英語で本を読むって自分が思っている以上に時間がかかったりするので、英語を読むこと自体がつらくなって初期の段階で多読をやめてしまう人は多いんです。

だから最初に選ぶ本は、出来るだけ短いものが良いです。

『日本昔話1』は、一話が長くありません。実はこれ、多読初心者にはとても良い条件なんです。

もうすでに話の内容を知っている物語がほとんどだと思いますので、内容理解に苦しむ事は少ないはず。そして、長すぎないのでちゃんと読みきることができる

英語の本は一冊も読んだことがないという方にこそ、おすすめしたい本です。




一日一話読んで読書習慣をつけよう

ここでは私がおすすめする読み方を、ご紹介します。

それは、一日に一話読むこと。

一話がコンパクトなため毎日チャレンジしやすいです。また、毎日読むことで洋書を読む訓練になります。

一日一話のペースで読む。

5話収録されているので、5日間連続で読んでみましょう。読了した感動に加えて、さらに読みたいというモチベーションが生まれますよ。

ラダーシリーズでは、レベル1に日本昔話が他に2冊出ています。一日一話を三冊続けて読んで読書習慣をつけましょう!

■日本昔話2

「金太郎」「浦島太郎」など、14話が入っています!

▶︎『日本昔話2』レビュー記事

 

■日本昔話3


「一休さん」「おむすびころりん」をはじめ、13話が楽しめる!

▶︎『日本昔話3』レビュー記事

短編を読むのは、多読初心者にうってつけ。毎回「読了した!」という感覚があると継続しやすいです。

ラダーシリーズの日本昔話シリーズは、多読スタートにはちょうどいいボリューム。

多読ライフを始めたい方にぜひ手に取ってほしい一冊です。

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