ステップ・リーディング

【中学英語で多読】『ローマの休日』|映画の感動を洋書で味わう

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ラダーシリーズ・レベル2の『ローマの休日(Roman Holiday)』をご紹介します。(→ラダーシリーズってなに?

『ローマの休日』は、言わずと知れたオードリー・ヘプバーンの代表作!

イタリアのローマを表敬訪問した王女アンと、アメリカ人新聞記者ジョーとの1日の恋を描いています。

この名作映画を中学英語でも読めるように編集したのが本書ラダーシリーズの『ローマの休日』。英語多読にとてもおすすめの一冊です。

やさしい英語なのにまるで映画を見ているかのように名シーンが蘇ってくる『ローマの休日』をご紹介します!

『ローマの休日』レベルと難易度:レベル2

英タツ
英タツ
英検3級・TOEIC400からチャレンジできるよ!
単語 ★☆☆☆☆
文章 ★☆☆☆☆
ストーリー ★☆☆☆☆

※レベルは目安です




実際の文章を読んでみよう!


実際に使われている文章を見てみましょう。3つ文章をピックアップしました。
(※日本語訳はブログ著者が訳しています)

冒頭の文章

Princess Ann was all over the news. She was traveling through Europe. But this was not a holiday for the princess. No, this was work. She met with kings and queens to build strong friendships for her country. First, she visited London, then Amsterdam, then Paris, and then it was on to Rome.
(アン王女はニュースを賑わせていました。ヨーロッパ中を旅していたのです。しかし王女にとって旅行ではありませんでした。仕事でした。自国のため、各国王や王妃に会い親善訪問をするためです。ロンドンから始まり、アムステルダム、パリ、そしてローマへと続きました。)

冒頭の文章です。ヨーロッパ各地を訪問しているアン王女はローマに到着し、物語がスタートします。

ロンドン、アムステルダム、パリを訪問し、アン王女には疲れが出てきているようです。

all over the news ニュースを賑わせている
build strong friendships 友好関係を構築するときはbuildを使います

アン王女を助けるジョー

Joe opened his door and helped her in. Ann was half sleeping and half walking. He had to help her up the steps and into his small room.
“Is this the closet?” Ann asked when they were inside. “No!”said Joe. His feelings were a little hurt. “This is my room.”

(ジョーはドアを開けてアンを中に入れました。アンは半分寝て半分起きている状態でした。ジョーはアンが階段を上がれるように手助けをし、狭い彼の部屋に入れます。
アンは部屋に入ると「ここはクローゼットですか?」と聞きました。「違うよ!」とジョーはちょっと傷つきながら言いました。「僕の部屋だよ」)

街で横たわっているアン王女を助けた新聞記者のジョー。

タクシーで家に帰そうとしますがうまくいかず、仕方なく自分の家に泊めることにします。

自分の部屋を「ここクローゼット?」なんて言われたら、ショック!クスッと笑えるシーンです。

頭がぼーっとして半分寝ながら歩いている状態をhalf sleeping and half walkingを表現しています。

真実の口

“This is the Mouth of Truth,” Joe told Ann. “People say that if you’re a liar and you put your hand in here, your hand will get bitten off.”
(「これが真実の口だよ」とジョーはアンに言いました。「偽りの心を持っている人が手をこの口に入れると、手を食いちぎられるって言われてるんだよ」)

真実の口を訪れた。

「〜と言われている」と言いたいときは“People say ・・・”と「人々はこう言っている」という言い方をします。

Mouth of Truth 真実の口
liar 嘘つき
bite off 食いちぎる、かじる




ラダーシリーズ『ローマの休日』の魅力!

ローマの休日』の魅力をご紹介します!

  1. 会話文が多いから読みやすい
  2. 平易な英語
  3. テンポが良い

1. 会話文が多いから読みやすい

王女のアンと記者のジョーの会話が多くて、読みやすいです。

アンは王女なので、とても丁寧な言葉遣いをしています。ジョーもアンに対して、礼儀正しく接しています。

そのため綺麗な会話に触れることができて、読んでいて心地がいいんですよね。

小説での会話文はフランクなものが多かったりしますが、『ローマの休日』は丁寧で綺麗な会話文を読むことができます。

2. 平易な英語

ラダーシリーズは5つのレベルに別れているのですが、本作はレベル2です。

レベル2は中学英語に、頻出する単語が加わった英文で構成されています。

なので、中学英語までの復習ができている方や多読初心者におすすめ

映画をみたことある方は読みやすいと思うので、本書をチョイスするといいですよ。

3. テンポが良い

テンポよく話が流れていくので、飽きることなく読めます。

シーンの切り替わりが早いので、読む手が止まりません。

読むスピードが遅くても、ハマってしまうと一日で読むこともできちゃいます。

多読にはスピード感が大切なので、マンネリが続いている方には多読ペースを取り戻すために読んでもいいですね。




映画も一緒に楽しもう!

本書は、映画を小説に書き換えているので表現が生き生きとしています。映画を見ているかのように読み進めることができますよ。

オシャレな挿絵もポイント。

映画は1953年に制作されていて、白黒映画なので古さを感じつつもストーリーは新鮮。

わたしは小学生の時に見他のですが「古い映画って面白いな」と感じたのを今でも覚えています。

わたしは本書を読み終えた後に、どうしても映画がみたくなってみてしまいました。やっぱり最高〜!

映画は、動画配信サイトではU-NEXTHuluAmazonプライムビデオで視聴ができます。(2023年7月の情報です。詳しくは公式サイトをご覧ください。)

映画をみたことがあるならぜひ読んで欲しいですし、みたことがない方は、映画を本を読む前に見てもいいですし本を読み終えて見てもいいですね。

有名な作品ですので、知っていると海外の方と「ローマの休日」の話題で盛り上がれるかも!

本も映画も両方楽しんじゃいましょう。




【NEXT STEP!】次はこの本にチャレンジ!

ラダーシリーズのレベル2には、ワクワクするラインナップが揃ってます!

興味のある作品をどんどん読んでいきましょう!お勧めをご紹介!

星の王子さま

ラダーシリーズ売り上げランキングで1位!

読まないなんてもったいないです!

レビュー記事を書いているのでぜひ参考にしてみてください。

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