中学英語で読める!【英語で楽しむ日本文学・童話】 ラダーシリーズから6作品紹介します!

ステップ・リーディング

多読を始めようと思っても、どんな本を選んだらよいかわからないですよね。

[chat face=”5413e51d5f7d5d82bb7dc31f7fcadd5c.jpeg” name=”ぽっぽー” align=”left” border=”none” bg=”gray”]自分の英語のレベルに合った本を読みたいんだけど、何を選んだらいいかわからないんだよねぇ[/chat]

本選びって難しいですよね。

今回は、中学レベルの英語で読める日本文学をご紹介します。

ラダーシリーズのレベル1から、6冊をピックアップしました。

ラダーシリーズとは、英語学習者用にやさしい単語や文法を使って編集された本です。なので多読初心者は手に取りやすいんですよね。多読に挑戦したみたいビギナーにオススメです。

ご紹介する6冊はコチラ!

  1. ごんぎつね(★)
  2. 手袋を買いに(★)
  3. 日本昔話(★★)
  4. 走れメロス(★★)
  5. 鼻(★★)
  6. 薮の中(★★★)

ごんぎつねや昔話など幼少期に触れる機会のあった作品や、芥川龍之介や太宰治の有名作品があります!

今回ご紹介するのは、すべてラダーシリーズのレベル1ですが、さらに難易度を3つの段階に分けてご紹介します。

3つの段階に分けた基準はこんな感じです。

レベル★ 英語の本を初めて読む超初心者
レベル★★ 英語を読むことに慣れたい
レベル★★★ 内容をきちんと理解しながら着実に読んでいきたい

ではさっそくご紹介します!

日本文学で多読を始めよう!

レベルのやさしい順にご紹介します。

レベル★ 『ごんぎつね』


『ごんぎつね』は、内容がやわらかく、英語がやさしいです。

今まで小説や物語を英語で読んだことがない方におすすめ。ゆっくりじっくり読むのに適しています。

『ごんぎつね』のストーリーは覚えていますか?

ちょっと悲しい物語なんですよね。うるっときてしまうかも。

初心者向けの本で英語で感動できる本はなかなかないので、貴重な一冊です。

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レベル★ 『手袋を買いに』


『ごんぎつね』と同じ著者である新美南吉の『手袋を買いに』も同様に、超初心者向けの一冊です。

キツネが主人公ですが、「人間とは何だろう」と考えさせられるお話です。

ゆっくりと読み進めることができます。

わたしは『ごんぎつね』を読んだ後に『手袋を買いに』を読みました。

どちらもやわらかい文章なので、2冊続けて読んで英語で物語を読むことに慣れるのがおすすめです。

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レベル★★ 『日本昔話1、2、3』

ラダーシリーズから『日本昔話』が3つ出ています。

超定番が揃っているので、子どものころに親しんだ昔話を英語で読めますよ。

一話が短いので、一日一話読むことができます。

1日一話読むのは、多読を習慣化させたい人におすすめの方法です。

『日本昔話1』

昔話といったらこコレ!定番の5話を読むことができます。

  • 桃太郎
  • 鶴の恩返し
  • かちかち山
  • 花咲か爺さん
  • 一寸法師
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『日本昔話2』

14つの昔話を読むことができます。

  • 金太郎
  • わらしべ長者
  • 浦島太郎
  • 舌切り雀
  • さるかに合戦

(全14話)

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『日本昔話3』


13話読むことができます。

2〜3ページの短いお話もありますよ。

  • 一休さん
  • 雪おんな
  • おむすびころりん
  • うば捨て山
  • たにし長者

(全13話)

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レベル★★ 『走れメロス』


太宰治の『走れメロス』です。

とにかくテンポが良いです。あっという間に読むことができますよ。

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レベル★★ 『鼻』


芥川龍之介の『鼻』を英語で楽しめます!

登場人物がお坊さんで描かれている情景も日本なのに、それを英語で読むのは不思議な感じがしますよ。

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レベル★★★ 『薮の中』

『鼻』に続き、芥川龍之介の『薮の中』も英語で読むことができます。

ラダーシリーズのレベル1の中では少し難しめ。その理由は、物語の内容です。

証言者の言っている事に食い違いが発生しているので、それを英語できちんと理解していく必要があります。そのため、読解力が必要。

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興味があるものから読み始めよう!

読んでみたいと思える一冊があったら、ぜひトライしてみましょう!

今回はレベルを3つに分けましたが、英語のレベルにこだわらずに読みたい作品から読むことをおすすめします。

なぜなら、興味がないと読み続けるのが苦痛になってしまうから。

自分の英語レベルに合った本を選ぶのはとても大切です。でもレベルが一致していても本の内容に興味がないと読み続けるのがツラくなって挫折してしまうことがあるんですよね。

童話が好きなら『ごんぎつね』や『手袋を買いに』を楽しめますし、太宰治や芥川龍之介が好きなら『メロス』や『鼻』『薮の中』を読んでみましょう。

お子さんがいるなら、一緒に『日本昔話』を読んでもいいですね。

多読を始めるには、まず読み切れる短い内容の本を選ぶのがおすすめ。

なぜならいきなり分厚いペーパーバックに挑戦すると長すぎて読書体力が持たずに挫折する可能性が大きいからです。

今回ご紹介した6冊はどれも、短いお話です。1日で読了できるものもありますよ。

英語学習者用にやさしい英語に編集されているので、気軽に始められるのも嬉しいポイントです。

わたしが多読を始めたのは20年ほど前になりますが、ラダーシリーズのようなレベル分けされた本からスタートしました。

それまでは試験のための英語しか勉強していなかったので、英語で本を読んだことがなかったんですよね。

いつか洋書を読んでみたいと思っていたので、やさしい英語で読める本からスタートしていきました。今では200冊以上の洋書を読んでいます。

多読は積み重ねていくものなので、始めは気軽に始められる本からスタートするのがおすすめです。

気になる作品があったら、ぜひ読んでみてください。




コメント

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